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紫「いーやーーだーーーーーー！！！！」
「そんなこと言ってもどうしようもないよ？」
紫「嫌ったら嫌なのっっ！！ダメーーーーー！ふんっ！」
１時間前
紫「ねぇ、ほんとのほんと？行っちゃうわけ？始まる日にち間違えたりしてないわけ？」
「間違ってないよほんとのほんと！！」
何が起きているかと申しますと、
皆さんお忘れでないでしょうか
私、大学生なんです
長い長い夏休み期間を終えて、今日からまた学校に通う
では、なぜ紫耀くんがこんなにも駄々をこねるのか
それは、、、
紫「Aを電車に乗せるなんてあ！り！え！な！い！」
そう、紫耀くんはどーーしても
私に電車通学をしてほしくないのだ
今までだってもちろん電車は使ってきていたけど
もちろんその時も駄々っ子だった
それが今日からまた始まってしまったのだ
「ねぇ、もう１時間もそんなこと言ってるよ？！
そろそろ出なくちゃいけない時間なの。
お願い行かせて！」
紫「だからそんなん無理やってぇ！！」
「もう、なんで！」
紫「嫌なもんは嫌なのってば！行かんといて！！」
ｷﾞｭ
これでもかという力で抱きしめられる
どうしたものか、、これじゃあ単位落としちゃう
そんなの無理！！
紫「なぁなぁ！良いこと考えた！
こうなったら、タクシーで行けば良いぃ〜！」^ ^
「そんなお金かけてられないよ！」
紫「俺が出す！俺がそうしたい！！だから良いの！」
「ぜっったいだめ！もう、はなしてーー！
紫耀くんだってお仕事でしょ？！もうお迎え！
来てるでしょ！！？」
紫「ムゥ、、」
分かりやすくほっぺた膨らませて
岩のように動こうとしない
仕方ない、またこの手を使うしか、、！
prrrrr.. prrrrr..
「あっ!もしもし!
もうどうしようもなくて(汗
またお願いしても良いですか、、？ごめんなさい」
？「いや、また〜？ほんまキツいわ、、
いつもごめんなー、今いく」
「はい。」
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作者名：a | 作成日時：2022年3月9日 1時
