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ベットで紫耀くんは私を包み込んでくれる
つい、ポロポロと涙が溢れる
紫「A、、、今日はいったい何回泣いたん？」
「ん?」
紫「言ったでしょ〜？紫耀ちゃんはなんでも分かっちゃうんよ？」
「、、、たくさん。、たくさん、泣いた」
紫「うんうん」
今日考えてしまってたことをすべて話した
紫「大変よな、女の子は。女の子にばっかり大変なことがあって、俺ほんとに悔しいわ。
A、たまにはそんなふうに何もかも嫌になって、
超絶ネガティブ人間になってもいいと思うよ俺は。」
「どうして？」
紫「え〜？だって、辛いんやろ？辛い時にさ、わー辛い！！って泣いたら少し楽にならない？
辛い時にとか、悲しい時、どうしようもない時ってな？、
誰のことも考えずに自分のその感情のまま
泣いていいんだよ。そういう時こそ、我慢なんてしないで
泣けばいいの。全部忘れちゃうくらい泣いちゃえばいい」
「めんどくさくない？こんなの」
紫「あ〜もうだからそれ！俺のこと気にしてるやん。
そんなこと考えないの、自分のことだけ、考える。
それにこれだけは言えること、Aは
“優しくしてる人”、なんかじゃないです。
Aは、優しすぎる子なんよ。
期待とか見返りを求めない人なんかそんなにいないって
俺だって、誰かに期待したり見返り求めてる
それは普通のことだと思うよ？
Aはそんな俺らとは違って、特別優しすぎる。
もっともっと、自分のこと、大切にしてあげないと
Aは自分の力だけで、自分を好きになれないっていうなら、
俺と一緒に自分のこと好きになれればいい。
俺と一緒になら、なんだってできる。
そう思わない？」
「ありがとう、、ありが、とう」ｽｩｯ
また涙が止まらない
でも今度は自分が嫌いで泣いてるんじゃなくて
幸せな涙だった
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作者名：a | 作成日時：2022年3月9日 1時
