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…
しかし。今日はこれで終わる訳にはいかない。
先日の事を夢だと思っているなら思い出させるまでだ。
カップを置き、話す体制に入る
｢なぁ、｣
『なんですか？』
紅茶を味わいながら休憩中の雑談として会話を続けるA
｢お前は気になるやつとかいるのか？｣
『ぶっ！？！？ゴホゴホｯ… なっなにを…！////』
ジョーの突然の言葉に咳込む
『私は、｢俺は、お前が誰を好きでも譲るつもりはねぇ。｣…え？』
『じょ、ジョーさん？？』
｢ああそうか、お前にはストレートに言わねぇと伝わらないんだったな、｣
『あの、何を言って。』
｢好きだよ…俺の隣にはずっとお前にいてほしい。｣
『えっと…夢、なんですよね？こんなちっぽけな存在にジョーさんがそんな、好きになるだなんて…』
｢夢じゃねぇよ。俺にとっちゃちっぽけな存在なんかじゃなかったってことだ。｣
｢自分でもびっくりしてるんだぜ？恋愛に盲目なやつを糧に仕事をしてる様な俺が愛だなんてな、｣
ジョーは自傷気味ににへらと笑う
｢でも、こうなっちまったもんは仕方ねぇだろ｣
Aは俯き
『…夢だと思ってました。全部。』
｢夢じゃねぇっていったろ？｣
『そうじゃないんです。私に第二の人生を与えてくれたのも、お側につかせて頂けていることも、…ジョーさんが私に好意を持ってくれていることも、すべていい夢で、いつか覚めるんじゃないかって…』
『ジョーさんに…アースラ様に出会ってからの私は幸せすぎます』
綺麗な深い海のような瞳が綺麗に揺らめく
『もっと欲張りになってしまいますよ…？』
泣き顔のまま笑い、やっと顔を上げてジョーを見る
｢あぁ、お前はそれくらい我儘になってもらわないとな？謙虚すぎんだよ｣
｢あと鈍感すぎだ。俺に惚れられてるって自覚しろ｣
泣いているAの後頭部に手を回し強引に抱きしめる
『ジョーさん…大好きです//』
｢知ってるよ。この時を何年待ったと思ってるんだ…？｣
まるでお互いの存在を確かめ合うように、抱きしめる力を強くした
｢ようやく、俺のもんだ｣
そこには、心の底から嬉しそうに優しく笑う男の姿があった。
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とらのすけ(プロフ) - 落ちはダルちゃんでお願いします (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 2746e032e5 (このIDを非表示/違反報告)
anelia(プロフ) - オザワルドさん» コメントありがとうございます！更新途切れ途切れになるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします！ (2018年5月8日 17時) (レス) id: 051735d4ed (このIDを非表示/違反報告)
オザワルド - いつも楽しみに待ってます！がんばってください！！ (2018年5月3日 23時) (レス) id: 9d9766f97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anelia | 作成日時：2017年9月24日 6時
