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『マルフィも人には好かれているでしょう？』
｢人間達のことかな？…あれは羨望だよ。愛なんてものは無い、ただヴィランズという妖しいものに惹かれているだけさ｣
あぁ、なんて寂しいお人。
もしもあなたの言う"愛"を与えてあげれるならば…
そう考えたところで身体が後ろに傾く
ダルメシアが後ろから抱きしめたのだ。
｢マルフィ｣
Aの肩越しに鋭い目付きでマルフィを見やる
｢そんなに警戒しないでおくれ｣
そう言うとマルフィは後ろ手に手を振りながら部屋を後にした。
胸の痛みは虚無感へと姿を変えた
｢A…A…｣
首筋に頭を擦り付ける
犬でいうマーキングであろうか
｢ダルメシア、私わからないの。…好きってなに？｣
これを理解すれば、この胸の違和感に対応出来るだろうか。
これを理解すれば、この関係は改善されるのだろうか。
初めて藁人形であった自分に嫌気がさした。
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とらのすけ(プロフ) - 落ちはダルちゃんでお願いします (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 2746e032e5 (このIDを非表示/違反報告)
anelia(プロフ) - オザワルドさん» コメントありがとうございます！更新途切れ途切れになるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします！ (2018年5月8日 17時) (レス) id: 051735d4ed (このIDを非表示/違反報告)
オザワルド - いつも楽しみに待ってます！がんばってください！！ (2018年5月3日 23時) (レス) id: 9d9766f97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anelia | 作成日時：2017年9月24日 6時
