give me? 2 Dal ページ19
｢Aー！｣
『はいはい。どーしました？』
｢A！｣
『あーもう！また私の毛布持ってきて…！』
｢だってAのにおいがするんだ。｣
『犬みたいなこと言わないでください！！』
｢構えー｣
『はいはい。この仕事が終わったらね』
私は子守りとして雇われたのだろうか…
いや、私はデザイナーとして雇われたんだ、そうに違いない。なのに…この人は私の隣からまったく離れない。まったくだ。
そう…私は、先日の君が欲しい事件での告白(?)を…
『あの…好きとか私まだわからないです…』
と保留にしてもらっているのだ。
断られると思ったが、すんなりいいだろう。と返事をいただけた。
…なんでも、僕のことを本当に好きになって欲しいからな。だそうだ、この時点ですこしときめいてしまったのは内緒である。
それからのダルメシアさんのアタックは凄まじいものがあった…
この間なんて…
『あの…この体制は…？』
｢ん？なんだ？Aが邪魔だっていうから妥協してやったのにまだなにかあるのか？｣
仕方なく譲歩してやった。と渋い顔をしながら言ってきているが、今の体制はダルメシアさんのあぐらの上に私がスケッチブック片手に座っている状態だ。
どこをどう譲ったらこうなるのか。
『あの、落ち着かないというか、緊張してデザインどころではないというか…』
｢僕を意識してくれてるってことだろ？？ならいいじゃないか！僕は落ち着くしな！｣
ダルメシアさんが落ち着いても私が落ち着かないです…
｢おい！書かないなら僕に構え！｣
後ろから抱きしめる力を強める
『うっ…分かりました…！』
おそらくこのままでもダルメシアさんが気になって集中できないだろう…最近仕事が忙しくあまり話せていなかったし…
｢よぉし！よっと！｣
『！？』
軽々と持ち上げられ身体の向きを反転させられる
｢これで顔が良く見えるなぁ？｣
そう言いながら恥ずかしがる私を見てニヤニヤと顔を近づけてきた。
…なんてことがあった。
自分の顔の良さを理解しての行動だろう。タチが悪い。
今はこの会社(クルエラの自宅)の1室を借りて寝泊まりしているのだが、気づけば横にダルメシアさんがいてアタックしてくる、それを1度クルエラさんに辞めるよう言って欲しいとふんわりお願いしてみたが、ハッハ！myboyも積極的だねー！と笑って流された…。
しかしそれにときめいてしまう自分も大概だろう…
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とらのすけ(プロフ) - 落ちはダルちゃんでお願いします (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 2746e032e5 (このIDを非表示/違反報告)
anelia(プロフ) - オザワルドさん» コメントありがとうございます！更新途切れ途切れになるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします！ (2018年5月8日 17時) (レス) id: 051735d4ed (このIDを非表示/違反報告)
オザワルド - いつも楽しみに待ってます！がんばってください！！ (2018年5月3日 23時) (レス) id: 9d9766f97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anelia | 作成日時：2017年9月24日 6時
