独占欲 Joe ページ1
仕事が落ち着き、次の仕事がアースラ様から来るまで待機を仰せつかった。
2人でリビングへ行き休憩をする。
しかし、私の一番の大仕事はこれからである。
『ジョーさん…っ！』
｢なんだ？｣
『ち…近い…です！///』
そう、同じマスターの元で働く先輩のエイトフットのジョーだ。
ジョーさんはよく私でからかう。
しかも周りの人はだれも助けてくれない。今もマルフィさんと目が合ったが、微笑ましそうに微笑まれた後目線を新聞に落としてしまわれた、私は新聞に負けたのだ。
そうこうしているあいだにもジョーさんとの距離が更に近づいてくる。
近距離で優しそうに微笑まれて、タダでさえ整ったお顔をしているので余計に恥ずかしくなってしまう。
何故こんなにも近くで微笑まれているのだろうか、もしかしたら私が仕事で粗相をしてしまってそれに怒っているのだろうか、身に覚えがないが自分の知らないところでミスはあるものだ。もしそうならば謝って済むレベルでは無さそうだ…。
『じょっジョーさん！私がなにかしでかしたのでしょうかっ…？』
｢あ？ …あぁ、仕事なら完璧だったぞ。｣
ならば何故私は壁に追いやられているのだろうか。更に距離は近づく。
｢なら、何故…っ…！？////｣
『俺がお前に近づきたいだけだ。ダメか？』
額をくっつけながら甘い声で問われる。
｢仕事中お前に近づけなかったからな、A不足を補わないとな。｣
もう私に逃げ場はなくなった。ソファにいたはずのマルフィさんも気づけばいなくなっている。私は見捨てられたのか…。｢A…今誰のことを考えた…？｣少しドスの効いた声で問われる。
『…え、えっと…マルフィさんが居ないなって…』
｢俺の前で俺以外の奴の事考えてんじゃねぇ…。俺のことだけ考えろ。｣
距離が更に近くなり、もう後何センチか近づけばキスをしてしまう距離だ。私はもう何も考えられなくなり、返事の代わりにコクッと頷くのが限界だった。
｢…よし、いい子だ｣
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とらのすけ(プロフ) - 落ちはダルちゃんでお願いします (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 2746e032e5 (このIDを非表示/違反報告)
anelia(プロフ) - オザワルドさん» コメントありがとうございます！更新途切れ途切れになるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします！ (2018年5月8日 17時) (レス) id: 051735d4ed (このIDを非表示/違反報告)
オザワルド - いつも楽しみに待ってます！がんばってください！！ (2018年5月3日 23時) (レス) id: 9d9766f97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anelia | 作成日時：2017年9月24日 6時
