思い出づくり ページ7
と、まぁ前置きが長かったようで申し訳ない。
月は過ぎて高校２年夏。まるまる１年以上過ぎた
私とショッピくんの交流はその中でも続き、今でも偶にDDRをプレイしに行く仲になっている
彼との間で変わったことといえば、
ショッピさん。と呼んでいたのがショッピくんに変わり、
彼も彼でAさん。と呼んでいたのがAと呼び捨てに変わった。
ついでだが、敬語も外れた
初めて呼び捨てで呼ばれたときは羞恥心で死んでしまうかと思った。
夏の暑さは異常だった。
最高気温を更新だののニュースを何件も見た
そんな事を言われても、去年暑さなんて覚えてないから毎年更新されているようなものだ。
そして現在、私とショッピくん、そしてチーノの三人
夏休みの終わり時に会っていた。
ベンチにはチーノ、ショッピくん、私の順で横並びに座る
ベンチの後ろにある大きな木が影をつくり、いくらかは涼しく感じた
syp「なぁ、思い出づくりとかしたくない？」
切り出したのはショッピくん
え、今から？
cn「え、今から？」
私の思ったことをそのまま代弁してくれた。ありがとう
というか、そういうのは夏休みの最初、もしくは中間らへんでしておくべきではないのか。
syp「来年はもう受験生やん。せやから今のうちに足掻いておこうって」
確かに、一理ある
言われてみれば今年の夏は来年は受験ということも忘れ、ほんとに「いつも通り」の日々を過ごしすぎた
もったいな時間を過ごしてしまったな。と言われてから気づく
syp「こうやって自由にできるのも、今年で最後だし
なんか……なんだろ、やったことないことやりたい」
ショッピくんの、やったことないこと
いいな。「思い出づくり」私も一緒にしたい
あわよくば、それで彼の記憶に残りたい
『(ま、高望みしすぎか……)』
今だって、黙って聞く耳を持つしか出来ない弱虫なんだから。
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和葉(プロフ) - 小説書けるのか、、、つまりけんちょは最強？！ (11月26日 6時) (
レス) id: 409f66c709 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 画力がある方って文才も持ち合わせているんですね！表現の仕方めっちゃ好きです！ (11月25日 21時) (レス) @page1 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：健康体; | 作成日時：2023年11月25日 20時
