Happy Virus Robot

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JS「あの子は、大学時代仲良かった友達だよ」


A「そう…だったん…ですか…」




翌日、体調がマシになり何とか出社した私は昼休みに先輩とご飯を食べていた。


あの時彼女といるところを見たんですけど！と、私は彼が彼女持ちだと思い込んでいるフリをした。


最初はちょっと笑われたけどね。


そして今に至ります。




JS「職場がたまたま近くて、それでご飯行こうってなったんだ」


A「なるほど…」


JS「そうだ、僕も聞きたいことがあるんだ」


A「どうぞ」


JS「ソクミンさんは、彼氏じゃないの？」




絶対聞いてくると思った。


聞かれた時の為に、なんて答えようか考えてたところなんですよ、昨日ね。




A「彼氏じゃないです」


JS「んじゃ、どういう関係？」


A「兄の…友達なんです。ちょっと色々あって、居候させることになったというか」




間違ってるようで間違ってない、グレーゾーンな嘘。


いやまあ、お兄とは絡みあるんだしこういうのならいいよね？




JS「なるほどね。好きじゃないの？」


A「……え？」




ご飯を食べる手が止まった。


いやそんな…まさか…。


ソクミンくんを…そういう目で……見てる訳……。


でも何で…私、こんな動揺してんの…？


図星突かれた？


違う違う！！絶対違うから！！




A「まあ普通に友達としては好きですけどねえ！」




思いっきり誤魔化してやった。


そういや今度飲みに行く時、どんな話をするんだろう。


ふとそれが気になった、何でもない日の昼下がり。

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