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「で、話の流れからバスケ部の見学に来るハメになっちまったな」
「あっ佐野君!! 入部してくれたの!?」
佐野の姿が見えたのかバスケ部の部員達が入り口に集まってきた。
うわぁ皆んな背が高いなぁ。種族的なのもあるけど羨ましい…
「いや…見学…」
「見学かぁ〜。入部してくれたら宿敵 デーモン学園にも勝てそうなのにな」
「えっ百鬼学園以外にも妖怪学校ってあるの!?」
「いや、そこは悪魔の通う学校だよ。」
『悪魔の学校!?』
妖怪の他にもあるんだ!!
でも正直に言っちゃえば妖怪の方が好きだし百鬼学園に来れて良かった。
「そんな学校もあるんだ…
僕そこに赴任しなくてよかった…」
「他にも天使や神様、仏様の学校なんてのもあるよ！」
「そ、それらが集まってバスケするんだ。すげぇ」
悪魔や天使が集まっても喧嘩にはならないのかな？
Aはそう思いながらも別に言うことでもないかと口を噤んだ。
「バスケってあれだろ。オフサイドとかあるんだろ？」
「それサッカー」
『バスケってダンクがあるやつでしょ？』
「そうそう。柊、バスケ詳しいのか？」
『全然。』
泥田に聞かれたAは即答した。
�爐世韻鼻牒瓩半�し不貞腐れたような様子で転がっていたバスケットボールを取り上げた。
『前、バスケットゴールを調べてたんだ。
ほら私、身長低いじゃん？だから、あの…ゴールに触れるほど背が高くなったらいいなぁって…』
思って…
言ってるうちに恥ずかしくなってきたのか徐々に声が小さくなる。
そんな姿を見て佐野、泥田、紅子の3人は顔を見合わせ、ヒソヒソと何かを話し合う。
「よし、A乗れ。」
『べ、紅子…さん？何言って…？
ちょっ、佐野も何!? 押さないで!! ねぇ、ほんとなに!?』
・
・
・
「柊、触れたかぁ？」
「良かった、A。触れるほど高くなって。」
『うん。触れたよ？触れたけどさ…
私は！自分の身長で！！触りたかったの！！！』
佐野と紅子に押され、泥田に肩車されたAは流石にダンクできる高さではないが、手を伸ばせばネットくらいまで届く身長…もとい高さになった。
『3人とも、馬鹿にしてない？』
「「「してないしてない。」」」
不満げなAだが3人の善意(多分)に
思う存分その高さを味わった。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
泥田は100%善意だが
佐野と紅子のドS組は面白半分。
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ねこ大好き(プロフ) - 三枝ねむさん» 三枝ねむ様、コメントありがとうございます！佐野君が過保護なの可愛いですよね！そして暫く更新停止です💦 (6月10日 12時) (
レス) id: 4fa39c81d8 (このIDを非表示/違反報告)
三枝ねむ - なんて面白い....！！！サドく....佐野くんが過保護ってことも良いですねェﾆﾁｬｱ (6月10日 7時) (レス) @page16 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ大好き(プロフ) - 鈴木田中さん» 鈴木田中様、コメントありがとうございます！ちまちまのろのろ更新ですが出来る限り頑張ります(｀_´)ゞ (5月17日 1時) (レス) id: 4fa39c81d8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木田中 - 面白い！！！これからも頑張ってください！！！ (5月16日 23時) (レス) id: 6ee74b5d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ大好き | 作成日時：2023年5月7日 12時
