2度目 ページ50
A「あ、先生！」
意外と約束の時間守るんだなぁ。
ソジュン「…で、何買うかは決めてんだろ？」
A「決めれてたら呼びません。」
まぁ、そうか。
そりゃそうだよな。
ソジュン「ったく…行くぞ。」
A「え、は、はい。」
ソジュン「ジミンのことだ。絶対にファッション関係がいいに決まってる。だからといってピアスはナンセンス。既にジョングクあげてるからな。好きな女には特別を貰いたい。これは常識だ。」
好きな女って、ジョングクも言ってたけど韓国の人はやっぱり友達関係でもそうやって使うのかな。
勘違いしちゃいそうだけど。
A「わ、分かりました！」
先生が立ち止まった。
ソジュン「お前、好きな女って言われて反応しねぇの？やっぱ気づいてんのか。」
？？？？
A「いやそういう訳じゃなくて…友達関係としてかなって。」
恥ずかしいからやめてよ。
ソジュン「ふぅん。まぁそれならいいけど。」
それならって何。
また歩き出す先生。
A「ふぅ…。」
ソジュン「普通に質問。いいか？」
A「あ、はい。」
先生が横目で私を見た。
ソジュン「なんで俺。」
え？
A「えっと…」
ソジュン「なんでテヒョンとかじゃなくて、俺を誘うのか。」
A「あぁ…その…なんて言うか、前一緒に選んでくれた時すごくいい買い物が出来たなって、それに相談しやすいって言うか…。」
ソジュン「…そっか。」
なんでそんな悲しそうな反応。
気のせいか…。
ソジュン「パンツなんてどうだ？」
A「却下で。」
唐突な有り得ない質問にモヤモヤ感はなくなった。
ソジュン「俺は嬉しいけどな。」
A「先生だけです。」
セクハラじゃないかコレ。
ソジュン「そうかなぁ…あ、ネックレスはどうだ？」
ネックレスか…。
A「ネックレスかぁ…。」
ソジュン「そういや前の店、イニシャル入れられたよな。」
A「あ、p・jって入れてもらおう！」
いいなそれ…何でもだけど自分の名前が入ってると嬉しさが違う。
ソジュン「行くか。」
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作者名：たんぐん | 作成日時：2019年8月26日 22時
