今は今 ページ45
全てを思い出したんだ。
悲しい、苦しい、辛い。
でも、どこか嬉しいんだ。
A「テヒョンには…今まで通り接する。」
暗闇の中、オッパの腕の中でそういった。
ジン「…うん。ありがとう。」
A「…うん。」
沈黙が走った。
受け止めれたのか自分でも分からない。
でも今はこの状況をどうにかしよう。
ジン「あのさ、とにかくどうにかしなきゃ。」
どうやらオッパも考えは同じだったみたい。
A「だよね。」
「おーい、ジニヒョーン!」
この独特な低い声は!!
ジン「テヒョンだ!テヒョ二!テヒョ二〜!!
おーーーーーーーい!!」
オッパの甲だかい声が響く…。
さすがに気づくだろう…。
テヒョン「あ!声がする!」
よし!きた!
ジン「テヒョ二〜!!」
A「テヒョン!」
テヒョン「Aの声もする!?…トイレからだ!行くぞー!」
いや真逆!?
走り去ってく音。
ジン「あのバカ弟!!」
ジミン「…ね、ねぇホソクヒョン本当にまだ学校にいるの?真っ暗だよ?…なんか…出そう。」
ホソク「オォヤッ!やめろよ!…そんな訳…」
ジミンとホソク先輩の声!!
ジン「ジミn」
ナムジュン「ばぁ。」
ジミン&ホソク「ギィヤァァァァァ!!!」
ナムジュン「あっ、待って冗談!俺…俺だよ!待ってくれ〜!」
ジミン「ナムジュン殴るTT」
またまた走り去ってく音。
何やってんの本当に…TT
ジン「もう朝まで待つしかないのか…。」
さっきまでの動揺と気まづい空気は一気になくなった。
朝まで掃除ロッカーは発見時の対応がきつい。
それよりも泣いたからか…。
A「…オッパ、眠たくなってきた。」
ジン「嘘でしょ!?だめだめだめ!おおおおおおおい誰k」
_ガチャンッ
ドアが思い切り開いた。
ユンギ「…。」
ジン&A「あっ。」
しばらく沈黙が走る。
するとユンギ先輩はスッと私の腕を引きロッカーから私‘だけ ’を出すと再び閉めた。
ジン「はぁっ!?おい何でだよ!!ユンギ!」
ユンギ先輩は服の袖で私の目の周りを拭き取る。
あ…さっきまで泣いてたからか。
多分ひどい顔してるな私。
A「あんま見ないでください…、」
ユンギ「っ…帰んぞ。」
えっ?
ちょちょちょ!
オッパは!?
ジョングク「おーい、いましたかって…A!?」
ジョングクが来た。
ジン「ジョングガァァァァ!!」
オッパがダンダンッとドアを叩く。
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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年8月26日 22時