修羅場もどき （謎） ページ22
A「ど、どうも…あっ。」
私達がお互いの顔から前へまた視線を戻すと目の前には…。
テヒョン「A…？」
ジミン「おー、ジョングガーって…。」
テヒョン君withジミンの登場。
2人の目線は私とジョングクの手にあった。
私達は慌てて離す。
ジミン「わぁ…まさか2人が付き合うなんて…どんなストーリーが？」
ジミンが能天気にそんなこと聞いてきたのとは対照的にテヒョン君は左胸をぎゅっと抑えていた。
痛いのかな…。
A「テヒョン君…？」
テヒョン「なんか…モヤモヤする。」
え？
テヒョン「ジョングク、本当に付き合ってるの？」
ジョングクを見つめるテヒョン君の目は少し怖かった。
ジョングク「いや別に…一緒に来てはいるけど、手を繋いでたのははぐれ防止で…。」
ジョングクが視線を泳がせた。
テヒョン「本当に？」
私に視線を変えるテヒョン君。
A「本当本当！テヒョン君なんでそんな…。」
テヒョン「俺、前も言ったけど…Aが他の男に触られると…なんていうか胸がグッてなって、すごく寂しいんだ…なんで？」
なんでって…そんなの…。
えぇ…嫉妬？なんてもしお門違いだったら申し訳ないよ。
A「えっと…。」
ジョングク「お、お前なんでそんな恥ずかしいこと本人に…。」
ジョングクが眉間にシワを寄せた。
テヒョン「え？」
ジミン「ノンノン、ジョングク…こいつが意識的にこんなキザなこと言えると思うの？」
ジミンがクスクス笑いながらジョングクの肩に手を回す。
ジョングク「あぁ…俺が馬鹿だった。」
ジョングクが頭を抱えた。
テヒョン「…とにかく！Aは他の男に触っちゃダメだよ！」
A「は、はい…。」
そう答えるしかなかった。
ホソク「じゃぁ俺がこんなことしたら怒っちゃう？」
そう言って後ろから私の肩を組んできたのはホソク先輩…！？
ジミン「あ、ホソクヒョン、ナムジュニヒョン。」
えっ、知り合い！？
ホソク先輩とも！？
あ…確かにテヒョン君が話していたような気も…。
ううううん、話してること多すぎてわからない！
テヒョン「なっ、ホソクヒョン…！」
テヒョンが慌ててホソク先輩の腕を私から外し、私の前に腕を広げ立ちはだかった。
ホソク「あはは笑 冗談だよ。本当に可愛いやつだなお前は〜笑」
そう言ってテヒョンの頭をガシガシと撫でる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たんぐん | 作成日時：2019年8月26日 22時
