東峰旭【狂愛】：だって君だから ※リク ページ11
柘榴さんリクありがとうございます！
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「ただいま。」
施錠を外す音ともに聞こえたのは、大好きで大嫌いなあの人の声。
またガチャガチャ、と鍵を外す音が聞こえて、ドアがゆっくりと開く。
「なんだ、外見てたの？」
優しく微笑みながらこっちに来て、私の腰をそっと抱き寄せて手で目隠しをする。
私の鼻腔を、大好きで大嫌いなあの匂いがつついた。
『あさひ、外に出たい。』
「んー……。」
入籍したばかりの頃は、ん？って思うことは幾度があったけど、閉じ込めたりはしてこなかった。
きっとあさひがおかしくなったのは私のせい。
大学の男友達とゼミの会計の通話してるとき、あさひがちょっと不安そうな顔をしてたから
『私のこと、どっかに縛り付けとかないとどこ行くかわかんないよ〜？』
と少しおちょくっただけ。
でもそれは多分あさひのパンドラの箱を開けてしまう一言だったみたいで。
この部屋にまぁ、軟禁？されてるわけ。
朝ごはんは勝手に出てくるし、〇〇がしたいなぁ、と零すと何故か次の日枕元に置いてあるし。
ぶっちゃけ致せり尽くせりなんだけど。
正直私は誰かに依存するタチの人間では無いので、少々苦痛であるのは事実。
あさひのことを愛してるのは変わらないんだから、前みたいに二人でデートに行きたいな、と思うばかり。
「外は雄野郎たちが沢山いる。Aが穢れたらって考えたら怖くて怖くて。」
これはあさひなりの恋愛表現なんだろうし、私を愛するが故の結果なんだろう。
それは分かってるんだ、だから強く言えない。
『でも前、ちゃんと私その雄野郎どもがいる所で安全に生きていけたもん。』
「心配なんだよ。」
な？と困ったようにする姿に私は極上弱いのだ。
「なんでそんなに外に行きたいの？」
『……だって暫くデート行ってないよ、結婚してから。』
「どこか行きたいところあるの？」
『どこか行きたいってのはないんだけど…、漠然とデートに行きたい。』
するとどうやら、今日のあさひの機嫌はすこぶる良かったらしい。
嬉しそうに笑ったあと、「暫くAはここ出てないからなぁ。」と。
「ちょっと考えておくね。」
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絢(プロフ) - kanaさん» うわぁ、凄く嬉しいです！！！是非またリクエストしてください！ (2020年7月18日 7時) (
レス) id: 2021c6a537 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございました！絢さんのお話,やっぱり好きです！^^*ありがとうございました！(*^^*) (2020年7月17日 9時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
- - はぁ〜。歌詞転載は著作権違法です。少しでもアウトですので…。犯罪は見逃せませんので違反報告します (2020年7月17日 3時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - ARU052715さん» 了解です！ (2020年7月16日 7時) (レス) id: 2021c6a537 (このIDを非表示/違反報告)
ARU052715(プロフ) - 佐久早聖臣くんの純愛書い欲しいです！出来れば夢主と佐久早くんの現役高校生と成人した後の2作品書いて頂きたいです！ (2020年7月15日 9時) (レス) id: 7bbe3063b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢 | 作成日時：2020年7月1日 7時
