かみ ページ20
side 木葉
水遊びをして綺麗に拭いてもらったAちゃん。
サラッサラの金髪、月島くんによく似た顔立ちと瞳。
真っ白でふわふわしてそうな肌。
かわいい。その言葉に尽きる。
そんなAちゃん、腰まである濡れた髪がちょっと鬱陶しいようで
さっきからずっと顔にかからないように試行錯誤していたのだった。
……木葉秋紀、俺ならできる。きっとできるぞ。
(木葉)「Aちゃん、」
『……！！！』
こちらにも丸わかりなくらいビクッと体を震わせて、戸惑っている。
(木葉)「髪、結んであげようか？」
『いいの…？』
(木葉)「勿論。あ、でもゴムないな。」
これじゃ結べるものも結べねぇ。
するとAちゃんはパタパタと音駒の所へ走っていってしまう。
その後ろ姿を目で追っていると、突然黒尾に飛びき、
『くろお！ごむかえして！！』
(黒尾)「いって、痛てぇな。ひっぱんなひっぱんな。」
『またあとでふたつにしてあげる！』
その等の黒尾は、寝癖ヘアーを2つ結びにされていて。
思わず吹き出してしまう。
(黒尾)「あ"！木葉笑うんじゃねぇ！」
(木葉)「ﾌﾟｸｸｸｯ……なんだその髪…ｸｸｯ……。だっせぇ！！！」
まさか190近い大男のツインテールが見れるとは。
こりゃ一生モンの黒歴史だな。
まぁそれはともかく、Aちゃんは茶色のゴムを2つ黒尾から取ってきて渡してくる。
(木葉)「どんなのがいい？」
『かわいいの、おねがいします！』
にっぱりと、天使の笑み。
ずっきゅんと心が打たれてな。
天使の頼みだ、絶対に失敗は許されないぞ。
にしても可愛いのって…編み込みとか？
1つ結びか2つかでだいぶ印象変わるしな。
でも暑いからスッキリしてる奴がいいし…。
そうだ。
お花、使おう。
(木葉)「お花、使ってもいい？」
『？』
(木葉)「綺麗なお花を髪に混ぜるの、どう？」
すると先程とは日にならないくらいキラキラとした眼差しを向けて来た。
その笑顔がまた可愛いんだわ。
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雷 - 3歳なの？4歳なの？曖昧なのか？ (2022年8月17日 14時) (
レス) @page49 id: 1c759860fa (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これからどうやって仲直りするのかドキドキです！ 楽しみにしています (2020年8月23日 13時) (レス) id: a187e33be6 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - すごく泣きそうになりました。涙腺よわくなったのかな、、ありがとうございます頑張ってください！！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: e043872dfc (このIDを非表示/違反報告)
ぽ(プロフ) - 妹ものの作品を月島くんだけじゃなくて及川さんとかで書いていただけるとうれしいです！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ecbf6df878 (このIDを非表示/違反報告)
アル - 続きが気になります！更新頑張って下さい！！ (2020年8月7日 20時) (レス) id: 14f18f48ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢 | 作成日時：2020年5月27日 18時
