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『違うからっ！ あれは……たまたま……！ いつもああいう感じのを着てる訳じゃないから！ 本当に！』
月島の忠告を受け、状況を全て理解したAはプチパニックに陥っていた。
自分の顔に熱が集まってくる感覚が自分で分かる。
今さら月島の視界を塞いでも意味なんてないのに、じっとしている事など出来ず忙しなく両手を動かしてしまう。
違うのだ。今日に限って部屋干ししていたあの下着は、あのスケスケパンツは、決してAが日頃から好き好んで身に着けているものではないのだ。
部活引退後、運動量が減ったことと受験勉強の片手間に糖分接種の機会が増えたことが原因で、Aはちょっぴり太ってしまった。
元々がスポーツのために洗練された無駄な脂肪のない肉体だったため、A自身は女の子らしい柔らかさを得た自分の身体を気に入っていたりしたのだが、やはり脂肪とは身体全体に満遍なく蓄えられるものなので＿＿＿
『前まで持ってたブラのサイズが合わなくなって……、それで、お母さんが新しいの買いに行こうって……！』
そう。そして、大学入学というこの転機で下着も大人っぽくしてみたら？ という母の提案のもと、大人可愛いブラジャーと、それとセットのパンツを何点か購入したのだ。
その際、ブラジャーのデザインばかりを重視していたため、オマケ程度に考えていたパンツの方には目もくれず＿＿帰宅後、そのうちの数枚がやたら透けている面積が多いことに気づいたものの、今さら気に入らないなどと言い出す訳にもいかず＿＿＿
『そりゃ実際着てみたらどんな感じかなって好奇心がなかったと言えば嘘になるよ！？ でも、せっかく買ったんだから着なきゃもったいないと思って＿＿』
「そこまで」
あわあわと必死に弁明を続けていたAの頬を、月島が片手で掴んで強制終了。
それでも負けじとタコのように口を突き出したまま続きを話そうとしたところ、さらに強く掴まれてしまった。
「お願いだからその辺で一回止まって。余計な詳細情報与えてくれなくていいから」
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ゆな - 更新楽しみにしてます！ (5月7日 21時) (
レス) id: cb4c8a46ee (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ふゆねこさん» そう言っていただけて嬉しいです😭GW付近からまた更新再開目指して頑張りますね！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます、嬉しいです！！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ぽにさん» わぁ、わあぁ、、嬉し過ぎてちいかわ構文出てきちゃいました😭 またぼちぼち更新していきますので、是非また見に来てください☺️ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - この小説ほんと大好きです！マイペースに続き待ってます！ (4月1日 22時) (レス) @page18 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月29日 22時
