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『ねぇ、ツッキー。お願いがあるんだけどさ……、今ならツッキーもご機嫌だし聞き入れてくれる可能性高めなんじゃないかなって期待しながら言ってもいい？』
「普通そういう計算は胸の内に隠しとくものだと思うんだけどいいよ、言ってみて」
『あのね、実は私大学に知り合いが一人もいなくてさ、だから四月になっても最初の内は一人だと思うの』
「君に限ってそんなこと＿＿＿」
『一人だと思うの』
「ああ、うん。邪魔してごめん、続けて」
『だからね、お願いっていうのはつまり、一緒にご飯を食べるのは三月いっぱいって約束だったけど、やっぱり友達が出来て学校に慣れるまでに延長してもらえないかな？』
落ち着いたトーンで『ねぇ、ツッキー』と切り出された辺りから彼女がそう来ることを予測していた月島は、その提案にあまり驚きはしなかった。
そしてもう、回答は用意できている。
Aとの食事は自分にとって何の負担にもなっていないこと。
むしろ、帰宅後に出来立ての温かい晩御飯が出迎えてくれるというメリットにしかなっていないこと。
Aとの会話が、実はまあまあ楽しいこと。
それらを考慮すれば、断る理由はほとんどないに等しかった。
ただ、それをそのまま告げてしまうと、『やっぱりツッキーも私とご飯食べたいんだ！？』と彼女が調子に乗る事が目に見えているので、あえて一、二回はノーを突き付けておく。
案の定『そこを何とか』と食い下がってきたAにオーケーを出しながら、我ながら面倒くさい人間だなと月島は思った。
素直で可愛げのある、やたら眩しい人間が目の前に居るせいで、余計にそう感じてしまったのかもしれない。
＿＿＿＿＿
二、三章で完結予定だとか書いてましたが、多分無理です。
四章は行きます。
そして最近忙しいので更新遅めです、、、。
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ゆな - 更新楽しみにしてます！ (5月7日 21時) (
レス) id: cb4c8a46ee (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ふゆねこさん» そう言っていただけて嬉しいです😭GW付近からまた更新再開目指して頑張りますね！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます、嬉しいです！！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ぽにさん» わぁ、わあぁ、、嬉し過ぎてちいかわ構文出てきちゃいました😭 またぼちぼち更新していきますので、是非また見に来てください☺️ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - この小説ほんと大好きです！マイペースに続き待ってます！ (4月1日 22時) (レス) @page18 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月29日 22時
