51.大人の階段のーぼる♪ ページ1
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仙台市博物館に勤務しつつ、クラブチームでバレーを続ける月島蛍の毎日は忙しい。
日中は一社会人として業務をこなし、それが終わればバレーの練習。土日も練習。
平日は毎日練習に参加できるわけではないが、Vリーグの開催期間中は必然練習量も増える。
今期は三月末まで試合の予定が入っていて、今はちょうど忙しい時期の終盤の方だと言える。
ヘトヘトになって帰宅し、栄養バランスに気遣った食事を自炊して、風呂に入ってあまりくつろぐ暇もなく入眠。
それがここ最近のスケジュールだった。
そんな中、突如舞い込んできたイレギュラーこと隣人の影山A。
ただでさえ忙しい時期にまた面倒ごとが増えてしまったと頭を抱えたくなる月島は、絶賛自室でシャワーを浴びているところだ。
『ツッキーがお風呂から上がってくる頃には料理も終わってると思うから！』と悩みの種が満面の笑みで一時帰宅を促してきたからである。
普段であれば湯船に浸かるが、五つも年下の女の子にご飯の用意を任せておいて、自分一人リラックスしていられるほど月島は図々しい男ではない。
食事を共にしたいと駄々を捏ねたのは向こうだが、承諾したからには多少は手伝うべきだろうと烏の行水で浴室を出て、部屋着に着替えて家を出た。
そのまますぐ隣の部屋のチャイムを押すと、バタバタと足音が聞こえ、菜箸を持ったAがひょこりと顔を覗かせる。
『早くない！？ ツッキーちゃんと湯船に浸かってる！？ いつもこんな感じなの？ 駄目だよ、身体は資本なんだからさぁ』
心配そうに眉を寄せながら『どうぞ』とドアを開けて招き入れてくれる彼女に、「ハイハイ、次から気を付けます」と適当な返事を返して靴を脱いだ。
こんなにも入浴時間が短いのは誰のためだと思っているのだと言いそうにもなったが、言ってしまえば彼女が気にしてしまうかもしれない。
先程の泣く寸前の表情を思い出し、あの顔にさせるのは自分の本意ではないからと言葉を飲み込んだ。
『ごめんね、思ったより早かったからまだ完成してないの。ちょっと待たせちゃうかもだけど、そっちの部屋で適当にくつろいでてね』
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ゆな - 更新楽しみにしてます！ (5月7日 21時) (
レス) id: cb4c8a46ee (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ふゆねこさん» そう言っていただけて嬉しいです😭GW付近からまた更新再開目指して頑張りますね！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます、嬉しいです！！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ぽにさん» わぁ、わあぁ、、嬉し過ぎてちいかわ構文出てきちゃいました😭 またぼちぼち更新していきますので、是非また見に来てください☺️ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - この小説ほんと大好きです！マイペースに続き待ってます！ (4月1日 22時) (レス) @page18 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月29日 22時
