114時間目 ページ16
「…おぉ！トシ！A！
ここはどこだ？俺はお妙さんの家で警護していたというのに…」
突然近藤さんは教室に着いて、殺せんせーが近藤さんの椅子を用意した。
「どうぞお掛け下さい。
私はAさんの担任を務めている超生物、皆さんには殺せんせーと呼ばれてます」
「がはっはっは！そうか！お世話になってます！
で、その担任の先生がどうしたんですか？
ま、まさか問題行動！？
A！また総悟の真似して蟻の巣に水入れたのか！？」
またってなんだ。一回もしてないわ。
っていうか問題行動の域の狭さ…
「してないですよ…あと、総悟は水じゃなくマヨネーズぶち込んでました」
「総悟のヤロー…！」
マヨネーズか粉寒天を熱して入れて蟻の巣の寒天作ってたな…そういえば…
「いえ、問題行動ではありません。
学校を続けるか…聞きたいのです、そして彼女の意見に則った答えを出したいのです。
組織としてトップの意見を聞きたいんです」
殺せんせーは近藤さんを見つめたあと、私と目があった。
「そんなの、決まっている…
Aの好きなように…いや、この学校に残って、もっと昔できなかった分、楽しんで欲しい」
近藤さんは…甘い…
「…」
「Aさん、周りを傷つけるとか…そんな事ではありません。
君の意見を聞かせてください。みんなと一緒に教室を続けるか…学校を辞めて、仕事に就くか…
君の人生だ、自分で決めなさい」
自分の意見なんか、持った事無かったのに…
むしろない方が楽だったのに…
まだ…
まだ、みんなと一緒に友達と一緒に居たいなんて…
私も飛んだ甘い考えの甘ちゃんだな。
「私は、まだ…この教室に居たい。
土方さん、あと半年…半年だけ！
仕事もやりますし、勉強だって続けます！」
私は初めて、人に心から頭を下げた。
「…わりーな、余計なお節介やいちまって」
「い、いえ…そんなこと」
「最近顔色が悪かったからな…
なにかあったのかと思ったが、大丈夫みてーだな」
土方さんは私の頭をポンポンと叩くと、教室から出て行った。
「…ふぅ、ありがとう、殺せんせー……！」
「うぅっ！良かった！良かったです！
もうAさんが居なくなるとどうしようともう気が気じゃありませんでしたよ！」
で、その液体は涙でいいんだよね？
____________
近藤さん好き〜o(≧▽≦)o
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ふりゃーごん - 眠り姫さん» ありがとうございます！訂正完了しました！助かります！！ (2016年7月12日 23時) (
レス) id: 4a6b3d4264 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゃーごん - 輝夜さん» すいません、最近忙しくて更新遅れて申し訳ないです！そう言って貰えるととても嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年7月12日 23時) (レス) id: 4a6b3d4264 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - 138時間目です！ (2016年7月9日 9時) (レス) id: 8c9c0400e6 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜 - 更新頑張って下さい！ 無理はしないでください (2016年7月8日 17時) (レス) id: 80945802d5 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゃーごん - 眠り姫さん» まじですか！？何時間目でしょうか！？更新頑張ります！！注意ありがとうございます！！ (2016年7月8日 0時) (レス) id: 4a6b3d4264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりゃーごん | 作者ホームページ：http://puchiamatheater
作成日時：2016年5月29日 12時
