陽だまりの家族 part2 (ページ9)

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楽しそうにキャハキャハとはしゃいでいる5人を
砂浜から眺める。

潤「なんだかんだ言って、ニノも子供だよね。笑」

テントたてに奮闘しながら
松潤が笑った。

翔「ほんとだよね。笑
　相葉くんのことバカにできないよ」

誰もいないからか、
より広く大きく感じる海。

俺はカバンの山を漁り、
カメラをとりだした。

はしゃいでいる5人をパシャリ。

翔「あっはは。
　もうほんと穏やかな眺め。笑」

雅紀星人がそらくんマンに思い切り水をかけられてる。
ナイスショット。

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空「あー!
　しょーちゃがパシャってしてる!」

空が俺に気づいたみたい。

雅紀「翔ちゃんもおいでよ～!」

髪の毛までビッチョビチョな相葉くんが叫ぶ。

翔「俺、お昼ご飯作らないと!」

今いったら、俺が水かけられちゃう。

俺がそう言うと、
相葉ちゃんが「お願い!」って手を合わせた。

翔「バーベキューいらないの?」

俺は意地悪にそう言った。

雅紀「翔ちゃ～ん!」

翔「気をつけて遊んでねー!」

俺はそう叫んで、海に背を向けた。

翔「よし、準備しよっ!」

今日のお昼はバーベキュー。

翔「松潤、バーベキューのセットって車の中だよね?」

潤「うん。」

松潤はホイっと俺にキーを投げた。

翔「おっす」

俺はキャップを深く被り、駐車場に向かった。