陽だまりの家族 part2 (ページ8)

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潤くんは、俺達に日焼け止めを配布した後
せっせとテント作りに励んでいる。

なんだろうね、あの働く青年は。

翔「松潤ー!俺も手伝うよー!」

テントを作っていることに
気付いた翔ちゃんも合流。

俺も行くべきか。
でも面倒くさいしな・・

なんて思っていたら、

空「にーの!」

背後でぷかぷかと
浮き輪に乗った空が浮かんでいる。

空「あそぼ!」

そう言って、
思い切り水鉄砲を発射。

和也「うわっお前いきなり何すんだよ!」

俺の顔に、鼻の穴にまで
海水が直撃。

空「あっひゃひゃひゃ♪」

当の本人は嬉しそう。

和也「100倍返しだ!」

俺も、そう言って
空に優しく海水をかけた。

空「なにをするニノかいじゅー!
　そらくんマンが許さないぞ!」

海の上でも戦闘ごっこが開始。笑

もちろん俺は、怪獣役しかもらえないんだけどね。

空「ぷしゅーぷしゅー!」

なんて言いながら、
絶え間なく俺に水鉄砲を浴びせてくる。

和也「ぎゃ～参った参った!

　よし、そらくんマン!
　あそこに雅紀星人がいるぞ!」

俺は水鉄砲の矛先をあの人に向けた。

和也「雅紀星人が栞姫を拐おうとしている!
　そらくんマン、いかなきゃ!」

俺の言葉に純粋に動いてくれる空。笑

空「こーらーましゃせいじん!
　しーから離れて!」

俺は浮き輪をおして空を援護。

雅紀「ぎゃー何すんだよ空!」

和也「ほら、そらくんマンもっとやれ!」

雅紀「おいニノ～!やめろよ～!」

和也「いひひ。笑」