陽だまりの家族 part2 (ページ4)

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潤「あれ、空と栞寝たの?笑」

数分経って、
ミラー越しに寝ている2人が見えた。

翔「うん。笑
　はしゃぎすぎて疲れたみたい。」

なんて笑いながら携帯をとりだした翔くん。

パシャ
ってシャッター音が響く。

潤「もう翔くんのカメラホルダー、2人でいっぱいなんじゃない?笑」

翔「まぁね。寝顔だけでも何枚あるかな。笑」

撮った写真を眺めてニヤニヤしてる。

と、思ったら

翔「大きくなったな・・」

そうボソっと呟いた。

翔「俺達なんてここ1年いい意味で何も変わってないけど、
　この2人はいつの間にか立って、喋れるようになってるし」

和也「ほんとですよね。
　子供の成長って恐ろしく感じますよ」

みんなの視線が自然と2人に移る。

雅紀「2人は大きくなったら何になるのかなぁ。」

相葉ちゃんが何気なく呟いた。

潤「空は、ジャニーズ入るんでしょ?」

翔「その夢はいつまで持つかねぇ」

翔くんが空の前髪を軽く触った。

翔「俺達をそばで見てたら
　芸能界の恐ろしさ、感じちゃうでしょ?笑」

和也「そうですねぇ。笑」

みんなが苦笑い。
確かに、みんなが想像してるようなキラキラしてる仕事なんてほんと一部。

翔「いつまで俺達が夢を与えていけるかだよね。笑」

そんな話をしていたら、
空が顔をしかめた。

潤「あ、起きた?」

なんて思ったら

空「スー・・」

また寝息が聞こえた。

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同じ顔が、同じ角度に顔を傾けて寝てる。

微笑ましい光景。