陽だまりの家族 part2 (ページ2)

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翔「ふぅ。」

俺は2人を寝かせて、
そーと寝室を出た。

智「お疲れ、翔くん。」

翔「わっ智くん!みんなも・・
　起きちゃた?」

リビングでは
他の4人がくつろいでいた。

和也「ぎったんばっこんってすごい音してましたよ?笑」

翔「ごめん、起こしちゃって。」

雅紀「いいって!
　 2人に旅行の話したんでしょ?」

相葉ちゃんが前のめりになって聞いてくる。

翔「うん。すごい嬉しそうだった。」

・

そもそも、
事の発端は2か月前だった。

テレビでやっていた夏先取り企画で
海が紹介されたのを見てから

空と栞からの止まない海コール。

和也「すごい海行きたがってたもんねぇ」

翔「仕事の都合あるから
　 1泊しかできないけど・・」

和也「1泊でもすごい疲れそうだなぁ」

ニノは1週間後を想像したのか
疲れたように伸びをした。

雅紀「2人にとったら初めての旅行だもんねっ!
　俺、張り切っちゃうよー♪」

潤「相葉ちゃん、ちゃんとよろしくね。」

雅紀「大丈夫だって!
　今頼んでるところだから。」

翔「ごめんね。
　ホテルの予約とか全部頼んじゃって・・」

俺はこの頃、仕事が忙しくて
旅行の予定は全部他のメンバーに立ててもらってる。

雅紀「いいっていいって!
　翔ちゃんは気にしないで♪」

そんな俺、今日もこれから仕事。

和也「翔さん、これから仕事でしょ?
　早く支度しないと間に合いませんよ。」

翔「うん。そうだね。
　じゃあ、よろしく」

俺はそう行って、
自分の部屋に荷物を取りに戻った。