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翔「お、ここだ。」
周りの民家から飛びてた時計台が目印の保育園。
・
空「そらくん達、ここいくの?」
智「そーだよ」
空「んふふ。たのしそー!」
車から身を乗り出して、
保育園の外装を眺める空。
それに対して、浮かない顔の栞。
翔「しーちゃん?」
栞「・・・」
ずっと俯いたまま何も離さない。
・・なんか嫌な予感。
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先生「おはようございます。
今日から入園される櫻井空くんと栞ちゃんですね?」
翔「はい。今日からよろしくお願いします。
空と栞も、よろしくお願いしますって言って?」
空「よーしくおねがいしましゅ!」
空は元気に先生とハイタッチしてる。
栞は一歩下がったところでずっと俯いてる。
翔「しーちゃん?」
栞「しーちゃん、やっぱいやぁ・・」
くりくりの目にどんどん涙が溜まっていく。
栞「しーちゃん、しょーちゃといっしょ!」
そう言って泣きながら俺の足にしがみつく。
翔「・・・栞。」
栞「しーちゃん、しょーちゃといっしょじゃなきゃいや!」
雅紀「しーちゃん、でも翔ちゃんはお仕事に行かなきゃいけないんだよ。
お姉ちゃんでしょ。がんばろ?」
泣きながら首を横に振る栞。
こんなに泣いてると
強制するのも気が引けてくる。
でも・・俺も仕事行かなきゃいけないし。
栞「しーちゃん、お姉ちゃんならなくていい!!」
他の4人も、栞の涙を見て何もできずにいる。
そんな時。
・
空「しょーちゃ、みんなとおしごと行っていいよ。
しおりにはそらがいるから」
そう言って、栞の手をぎゅっと握る空。
空「しーちゃんには、そらがいるじゃん!」
栞の涙をゴシゴシと拭いて、ニコっと笑った。
栞も空の手を握り返し、
俺達に手を振った。
栞「ばぁいばい・・」
・
俺達は手を振り返し、
後ろ髪を引かれる思いで車に乗り込んだ。
・
・
翔「はぁ・・
やっぱまだ早かったかな。」
栞の涙でちょっと後悔。
雅紀「だーいじょうぶだって!
空がついてるんだから。」
翔「そうだよね」
雅紀「今更、後悔したって仕方ないよ!!」
翔「うん・・だよね!」
俺も頑張らないと。
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しぃ奈(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです♪そう言われるとじゃんじゃん更新したくなります( ´艸｀)これからも更新頑張ります♪ (2014年4月8日 15時) (
レス) id: 78ac2f061b (このIDを非表示/違反報告)
しぃ奈(プロフ) - MIYUさん» 可愛いと言っていただけて嬉しい（´∀｀）ほんと羨ましいですよね♪リクエストありがとうございます。お応えできるように頑張りますね！ (2014年4月8日 15時) (レス) id: 78ac2f061b (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 更新されたらすぐ読んじゃいます笑これからもしぃ奈さんのペースで頑張って下さい。 (2014年3月30日 20時) (レス) id: 661fa4a227 (このIDを非表示/違反報告)
MIYU - しーちゃんと空くんがもう可愛くて〜♪それに優しい翔くんがお父さんとかうらやましいです♪♪前にもリクエストしたんですがいつもは優しい翔くんが二人を叱るみたいなお話が読みたいです！宜しくお願いします。 (2014年3月29日 14時) (レス) id: cb8009e542 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ奈(プロフ) - MIYUさん» 楽しんでいただけて良かったです♪そう言ってもらえるなんて感激です(；∀；)ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります♪ (2014年3月29日 11時) (レス) id: 78ac2f061b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ奈
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/t%3A%E3%80%82%E3%83%BB%EF%BC%8A%E3%81%97%E3%81%83%E5%A...
作成日時：2013年12月17日 17時
