「ユグドラシル様?」byマリン ページ8
ハァ、ハァ、ハァ…
「アルテマッ!!」
ボムが沢山…!!
さっきからどんなに戦っても減ってるようには見えない…
ッ…!?
も、森に火が…!!ボムの自爆のせいで自然達が…
「結界、世界樹の守り!!」
火が回っているところ以外は守れるけど、ほかの所は…
「助けて…マリン…」
ッ!!
「ユグドラシル様!!!!」
私はユグドラシル様がおられる場所、森の中心部分へ向かう。これまでにないスピードで、
中心部に着いたのはいいけど、すでに手遅れ。もう火の手が回っていた、
「ユグドラシル様!!!!ご無事ですか!?ユグドラシル様!!」
「マリン…私はもう手遅れかもしれない…最後に私の頼みを聞いて…?」
「嫌です!!ユグドラシル様!!…貴方は私に約束してくれましたよね?ずっと一緒にいるって…嘘だったんですか!?ユグドラシル様ぁ…」
私は、ユグドラシル様のタヒが近いことに苛立ちと悲しみと苦しみ…色々な感情が心の中をくるくる
回っていた。嫌…ユグドラシル様が亡くなられるなら、私も…!!
「ゴメンね…約束を破って…でもね、出会いがあれば別れは来るの。マリン、植物に永遠の命は?」
「…あり…ま…せん…で、でもユグドラシル様がいなくなれば世界は…!!」
私の思いはユグドラシル様に届いたのかな?
泣きすぎて、声が聞こえなかったんじゃないのかな?
「だよね…世界も同じ…勿論、生きる者もすべて…でも、あなたは違うのよ…」
え?私が違う…?じゃあ、私はバケモノなの?
「違うわ…貴方は小さいときから私と一緒でしょう?もう何百年立つのかしら…」
「ゆ、ユグドラシル様…?私はそんなに時を得ていませんけど…」
「時の流れが違うの…貴方は人間の時を過ごしているんじゃなくて…」
「ユグドラシル様と同じ時を過ごしているのですか?なら、私は人間では…」
ユグドラシル様が言う事が
「それもそうね…貴方は、私の力と人間の血が混ざっているの。だから、半分人間で半分樹木よ」
!?私が…半分人間で半分樹木!?…そうか、だから私はユグドラシル様の時を過ごしても人間の
感覚で何百年もたってないってことね…
「…時間が無いわ、お願い私の願いを聞いて…私の一番上の枝に私の力の源や貴方にとって大切な物があるの…それを取ったら森からお逃げなさい…」
「でも、ユグドラシル様や皆は…?どうするので…」
「速く行きなさい!!皆、貴方に生きてほしいから頑張っているの!!その思いを無駄にしないで!!」
「大切な思い出」byマリン→←貴方は誰?ここは何処?─ミリヤside─
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁(プロフ) - 誰かいますー? (2017年5月19日 21時) (レス) id: b5311ecf8d (このIDを非表示/違反報告)
奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁(プロフ) - 夜桜四季姫さん» ですよね〜 (2016年11月15日 12時) (レス) id: a3dffd867f (このIDを非表示/違反報告)
雪の魔術師マーリン - へ〜桜も知ってるんだ!私もモーグリー大好き!!トンベリの方が好きだけどね (2016年11月14日 18時) (レス) id: bcbba50dac (このIDを非表示/違反報告)
夜桜四季姫 - 奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁さん» 私もモーグリー可愛いから大好き☆ (2016年11月14日 18時) (レス) id: bcbba50dac (このIDを非表示/違反報告)
奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁(プロフ) - 雪の魔術師マーリンさん» 私はコヨコヨ派だな〜!可愛いし☆あ、後、私はモーグリが相棒ということで〜(バッツとボコみたいな) (2016年11月14日 15時) (レス) id: a3dffd867f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ