学園内での出来事─ミリヤside─ ページ5
今日は、イベントの日───
狩獣祭
教頭の甲高い声が聞こえる。
教頭「皆様〜!いっぱい倒して、ポイントを稼いで、賞金を貰っちゃいましょ〜!副賞で、武器もあるわよ〜!」
チャラい言い方ですわね。人それぞれですから良いですけども。
校長が、ピストルの用意をし、各々は自分の持ち場に行く。
エリアが何個もあって、エリアごとにパーティが組まれている。
ルキア「ミリヤ!今回も宜しくね!ボクは・・・暗黒のチカラしか使えないけど、頑張ろうね。」
ミリヤ「ええ!よろしくお願いしますわ!」
彼はわたくしの好きな人、ルキア・ハーヴィ。心が優しくて、いい人ですの。兄のセシルの跡を継いでいますの。
ラルド「お前らとまた一緒か・・・お前らは足でまといになるなよ。」
ルキア「わ、わかってるよ!そんなの!」
ミリヤ「大丈夫・・・ですの?」
ルキア「う、うん・・・」
足でまといになるなと言ったのはラルド・ハイウインド。わたくしの幼馴染で、竜騎士。こちらも同じく兄カインの跡を継いでいますわ。
校長のピストルは、放送で全エリアに流れるはず。なのに・・・
職員「生徒の皆さん、申し訳ありません。トラブルが発生しました。今暫く、その場でお待ちください。生徒は近づかないように。繰り返します───」
────え?トラブル?
トラブルなんて今まで無かった。何故なのだろう・・・
ラルド「─ッ!」
急にラルドが走った。
慌てている。何かを分かっているような感じだった。
ルキア「待ってよ!ラルド!・・・ミリヤ!キミはここで待っていてくれ!君に辛い思いをさせたくないんだ・・・!」
ミリヤ「・・・分かりましたわ。」
ルキアも、何が起こってるのか分かっているようで、走って行ってしまった。
その直後、ラルドとすれ違いで来たのは、学園の校長、ラルドの兄セシル。
セシル「ミリヤ。大丈夫かい?まだここまでは来てないようだけど・・・ローザはうまく逃げれたかな・・・」
ミリヤ「!?お姉様を一人にしては、危ない・・・!お姉様は何処へ?」
ローザというのは私の姉でありセシルの嫁。お似合いですわ。
お姉様も、私と同じく白魔法を使いこなす。白魔導師というもの。でも・・・
わたくしが言いたかったことを分かったのか、人差し指を──ミストの村の方に指した。
セシル「今すぐ逃げてくれ!ローザを頼んだ!」
ミリヤ「分かりましたわ!」
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奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁(プロフ) - 誰かいますー? (2017年5月19日 21時) (レス) id: b5311ecf8d (このIDを非表示/違反報告)
奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁(プロフ) - 夜桜四季姫さん» ですよね〜 (2016年11月15日 12時) (レス) id: a3dffd867f (このIDを非表示/違反報告)
雪の魔術師マーリン - へ〜桜も知ってるんだ!私もモーグリー大好き!!トンベリの方が好きだけどね (2016年11月14日 18時) (レス) id: bcbba50dac (このIDを非表示/違反報告)
夜桜四季姫 - 奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁さん» 私もモーグリー可愛いから大好き☆ (2016年11月14日 18時) (レス) id: bcbba50dac (このIDを非表示/違反報告)
奏の錬金術師ミリヤ・ハイウインド@ジタンの嫁(プロフ) - 雪の魔術師マーリンさん» 私はコヨコヨ派だな〜!可愛いし☆あ、後、私はモーグリが相棒ということで〜(バッツとボコみたいな) (2016年11月14日 15時) (レス) id: a3dffd867f (このIDを非表示/違反報告)
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