にゃんにゃん。2 [×hk]

＊ ページ23

さっき飲んだ酒が抜けていないのか、頰から胸にかけてほんのり赤く染めているのが、なんというかその…


「え、え ろい…」
『…山田顔やばい。』


そう言うと、やっぱりまだ眠かったのかゴロンと横になってしまった。


「もう…」


これは無理にでもベッドに移動させないと。
そう思ってヒカの肩に手を掛けて…


『ひゃっ…や、だ…』


…ひゃ？

少し冷たかった俺の手がヒートテックを纏っていない首から肩の部分に当たっちゃって。

まさかそんな声出すと思ってなかったから、どちらも耳まで赤くなる。

なんか暑い、熱い。


「ひ、ヒカ…」
『やまだ…あついね。』
「うん…ってうわ！」


いきなり引っ張られた身体は引っ張った本人を覆いかぶさる形になって。


「ちょ、ヒカってば、」


うるんだ目と舌ったらずな口調、蒸気する頰。


『…ねえ、もっと…あちゅくなろ？』
「っ…」


全て俺にとっての興奮材料で。

こんなに可愛い人、今まで見たことない。


ごくんと鳴った喉が動くと、ヒカの腕が俺の首に回る。


いつのまにか熱くなった手は、ヒカの素肌を這わせた。






《山田へ。俺たちは帰るからヒカのこと最後までよろしくね。》


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします( ; ; )

今年一発目はymhkでございました！
設定としては、ヒカのことが気になってる山田くんとその山田くんを好きなヒカで。
メンバーにも協力してもらって山田くんの家に集まって、山田くんが寝てる隙に俺らは帰るからヒカ頑張れよ！っていう感じです(笑)

頑張って積極的になったはいいけど、肝心なところで噛んでしまうヒカちゃんを書きたくて書きたくて！

最後は大ちゃんが残していったメモということにしてください(笑)

世界は2人だけの。[tk×hk]→←こたつでラブモーション。[ym×hk]

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す