甘々な宇宙人 ［中務裕太］

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裕太 said






2.14




町中の男の子が待ちに待った日。




もちろん、その中の一人は俺や！




せやけど、今日はロケやら撮影やらで大忙し。




そんな休憩時間にAからメールが届いた。





"今日は会えるかな？"




これ来たわって思ったんやけど…




「……そこをなんとかならないっすかね？」




マネ「今日は忙しいから悪いけど、また今度にしてもらって！今日の仕事は絶対だから！」




「……はいっ」




マネージャーさんが悪いわけでもない。



タイミングが合わなかっただけ。



でも今日は本当は早く帰る予定だった。



なんでなんやろ、こんな寂しいバレンタインデー初めてやわ




名残惜しいが仕方なくAに返事をする




"ごめん、今日は忙しくて帰られへんかも"




「はぁ……すまんA…」



？「何そんな落ちこんどんねん」




「龍友くんか…なんや、もう終わりか？」




龍友「そやで」




「まじで！じゃあ俺も 龍友「裕太くんはまだまだやで笑」……」




龍友「そっか笑今日はバレンタインデーやもんなぁ」




「ほんまに、龍友くん今日だけ変わってくれへんか？」




龍友「中務裕太はお前やろ笑」




「せやけど…」




龍友「Aちゃんのチョコは僕がもらっといたるで笑笑」



「それだけは勘弁してやぁ…」



龍友「冗談冗談笑 ほんまにAちゃんのこと溺愛したんなぁ」




「好きやもん」




龍友「はいはい」




スタッフ「中務さん、次お願いします」




「はいっ」




龍友「裕太くん呼ばれたで帰るかぁ、お疲れちゃん」




「龍友くんはこれから何すんの？」




龍友「ジムに決まっとるやろ」




「ははっ笑 龍友くんはストイックすぎるわ笑」




龍友「メロン肩目指さなあかんで！」




「頑張れや！」




龍友「裕太くんもなー！」




切り替えて行かへんと、

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