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***
流星｢A、｣
｢…？…ん…っ…、｣
.
ちゅ、と軽く唇がくっついた。
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｢…ぇっ…、なっ…｣
流星｢そういう顔してた。｣
｢…どんな。｣
流星｢…キスしたい顔。｣
｢……っ…、…してない。｣
流星｢…勘違いだった？笑｣
.
…………嘘です。あってます。
でもそれをあまりに簡単に見破られたのが恥ずかしくて、
それは黙っておく。
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流星｢…電気消す？｣
｢…んーん、大丈夫。そっちの方が安心する。｣
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真っ暗より、流星がちゃんと隣にいるって気がするから。
それに、台本読みの邪魔はしたくない。
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｢…おやすみ。｣
流星｢…………ん。｣
｢…ん？｣
流星｢…こっちの方が安心するんじゃない？｣
.
そう言って、片方の手で私の手をぎゅっと握ってくれた。
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流星｢大丈夫、Aは俺が守るから。
安心して寝な。｣
｢………ありがと。｣
.
ベットサイドの、暖色のライトに照らされた彼の顔は、
いつもより優しくてカッコよく見えた。
ただでさえカッコいいのに、
カッコいい言葉を言って、
カッコいいことするなんて反則だ。
.
手を繋いで貰っただけで、俄然無敵な気分。
.
.
｢………………だいすき。｣
流星｢…！｣
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ついポロッと溢れたその言葉が、
ちゃんと彼に届いたのかどうか分からない。
どうせなら、どんな反応したのかまで見届けたかったけど、
その頃にはもう、私はもう眠りの世界に落ちていた。
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紙兎(プロフ) - みゆたさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです！ (2021年2月26日 22時) (
レス) id: 4f2a78c08e (このIDを非表示/違反報告)
紙兎(プロフ) - みいさん» 1日で読んでくださったのですか…！ありがとうございます〜！これからもキュンキュンして頂けるように頑張ります´`* (2021年2月26日 22時) (レス) id: 4f2a78c08e (このIDを非表示/違反報告)
みゆた - 今回も神すぎるお話ありがとうございますッ！ほんとにこのシリーズ大好きなのでこれからも応援してます！ (2021年2月24日 23時) (レス) id: 8145fef11b (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - お話とっても面白くて、1日で最終更新まで読み進めてしまいました！！どのお話もとっても素敵でキュンキュンしてます！これからも応援しています！ (2021年2月24日 21時) (レス) id: d3369a3b66 (このIDを非表示/違反報告)
紙兎(プロフ) - monamiさん» わざわざコメントくださってありがとうございます！素敵なシチュエーションだったので書いていてとても楽しかったです！これからもよろしくお願い致します´`* (2021年2月23日 14時) (レス) id: 4f2a78c08e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙兎
| 作成日時：2020年10月12日 0時
