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慌てて必要になりそうなものを買いに行って、
佐倉さんに彼の家まで送って貰う。
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流星｢…げ。｣
｢…げ、じゃないよ！マネージャーさんから聞いた！
具合悪いならなんで言わないの…！？｣
流星｢……言うなって言ったのに。｣
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扉を開けて私の顔を見るなり、苦々しい顔をする流星。
…この人、やっぱり体調悪いこと私に隠そうとしてたんだ。
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｢…なんで言わなかったの。｣
流星｢………言ったら来ちゃうでしょ？｣
｢当たり前じゃん。｣
流星｢大して辛くないし、一人でも大丈夫。
………Aに伝染ったら困るし。｣
｢…病人は余計なこと考えなくていーの。｣
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両手で頬を包むと、やはりいつもより熱い。
目も潤んでるし、まだ熱は下がってないみたいだ。
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｢あーもう、台本開いてるし…、
流星一人にしてたら治るものも治らないでしょー…？｣
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若干ふらふらしている彼の体を支えながら部屋に入ると、
ベットの上には台本が開いた状態で置かれていた。
…やっぱり来てよかった。
じゃなきゃ絶対無理してたもんこの人。
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｢薬は病院で貰ってきたんだよね？
…うどんなら食べられそう？｣
流星｢…ん。｣
｢…ん、じゃあちょっと作ってくるね。
流星は暖かくして待ってて。
…台本読んじゃダメだからね。｣
.
彼をベットに寝かせて、首元まで布団をかける。
すると、やっぱり結構しんどかったようで、
そのまま大人しく目を閉じた。
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紙兎(プロフ) - みゆたさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです！ (2021年2月26日 22時) (
レス) id: 4f2a78c08e (このIDを非表示/違反報告)
紙兎(プロフ) - みいさん» 1日で読んでくださったのですか…！ありがとうございます〜！これからもキュンキュンして頂けるように頑張ります´`* (2021年2月26日 22時) (レス) id: 4f2a78c08e (このIDを非表示/違反報告)
みゆた - 今回も神すぎるお話ありがとうございますッ！ほんとにこのシリーズ大好きなのでこれからも応援してます！ (2021年2月24日 23時) (レス) id: 8145fef11b (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - お話とっても面白くて、1日で最終更新まで読み進めてしまいました！！どのお話もとっても素敵でキュンキュンしてます！これからも応援しています！ (2021年2月24日 21時) (レス) id: d3369a3b66 (このIDを非表示/違反報告)
紙兎(プロフ) - monamiさん» わざわざコメントくださってありがとうございます！素敵なシチュエーションだったので書いていてとても楽しかったです！これからもよろしくお願い致します´`* (2021年2月23日 14時) (レス) id: 4f2a78c08e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙兎
| 作成日時：2020年10月12日 0時
