12.お誘い ページ12
さっきから、笑いたくて仕方がない。
今日は少女時代MV収録２日目。
本日の出来事。私の分の差し入れ(お菓子)をテヨンさんが【誤って】食べてしまう。そして食べ過ぎたと後悔して、ティファニーさんに慰められていた。その後、何を思ったのか私のことを無視しだすテヨンさんとティファニーさん。けど、スヨンオンニと楽しくお喋りしている間中、話に入りたそうにウズウズしていた。
「スヨンオンニ。あの二人、可愛い過ぎるんですけど」
スヨンオンニは苦笑いだ。
SY「ごめんね。Aちゃんがジノオッパと仲良いから私のライバルだと勘違いしてるみたいで」
「いや、害は無いので、寧ろ可愛いので問題なしです。イジメようとしてるのにイジメ慣れてないせいで空回りしている辺り、ものすごく萌えます」
たしかに、とオンニも同意してくれた。
SY「できれば、オンニ達にオッパとAちゃんのこと話してもいいかな？このままだと、オンニ達のメンタルの方が心配で」
仰ることは最もなので、ジノと相談することにした。たぶんノーとは言うまい。
帰りにテヨンさんとティファニーさんに笑顔で挨拶すると、笑顔で返事が返ってきて、「あ、間違えちゃった！」 と焦っていた。可愛い。
DH「あれ？Aちゃん？」
スタジオを出るところで、バッタリドンヘさんに遭遇。ひとりかな、と周りをみると、ウニョクさんも一緒だった。こんばんは、と挨拶する。
EH「撮影？」
「はい。少女時代のオンニ達と。ドンヘさんとウニョクさんも撮影ですか？」
EH「うん。俺らだけだけどね〜」
DH「これからご飯行くとこなんだけど、Aちゃんもどう？」
う〜ん。迷う。仕事で一緒しただけだし、私は正直そこまで社交的じゃない。かといって、一応相手は先輩だしなぁ。なんて考えているとドンヘさんがなにやら電話をし始めた。
DH「もしもし？リョウク？俺とヒョク、今日はご飯いらない！Aちゃんと食べに行くから！！え？うん。……なんで？うん。ヒョンも？うん。分かった。店が決まったらメールするね」
満足そうに電話を切ると、ドンヘさんはニッコリ微笑んだ。
DH「これでバッチリだよ。どこいく？」
え。選択権ないの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mk | 作成日時：2014年12月10日 23時
