ぜんぶ、きみが。【畑】

であい。11 ページ11

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はじめside



ピピピピ……


ピピピピ…………



どこがで目覚ましがなっている。




何度か瞬きをして
目を開ける。



あれ…昨日打ち上げの後どうしたんだっけ……

頭痛いな………



ふと気配がして横を向くと…



〜〜〜〜〜〜〜




二回もお腹がなった上、おそらくべろべろに酔っ払った俺をあの人は助けてくれたみたいだ…



なにやってんだ俺は…
女の子に助けてもらうなんて…
恥ずかしい……


一旦落ち着こうとおもい、俺はリビングを出た。



トイレに行くって言ったけどどこかな…


とりあえず全てが同じようなドアなので、手前から開けていくことにした。


一つ目のドア。

ちがう。


二つ目のドア。


ちが……


おれは少し驚いてその場から動けなくなった。



仏壇…？？

家族のかな。


なんとなく無視するのもちがうとおもった俺は

近づいて軽く手を合わせた。


遺影は俺よりも少し年上の男の人


お兄さんなのかな…？



そういえば、この家、一軒家っぽいけど、ほかの人はいないのかな？





そのまま振り返って部屋を出た。

俺は三番目のドアに手をかける。


当たりだ。



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