２３：話合い ＃side yellow green ページ31
朝ごはんを食べて会議室に向かおうとしたら
(グイっ
誰かにフードを引っ張られた
そんなことするのはおとはとあの人しかいない
翔鳥「離してください」
和也「ちゃんと話すのは久しぶりだな」
翔鳥「………離してください」
和也「話、聞いて？」
翔鳥「みんな来ちゃいますから」
和也「聞けよ」
翔鳥「嫌です」
和也「10秒でいいから」
翔鳥「…わかりました。」
和也「中学の頃…」
１・・・
和也「ごめんな」
２・・・
和也「唱心に付き合ってたって言っちゃった」
３・・・
和也「相葉さんには………バレちゃったっていうか、俺が言ったって気づいてるよな」
４・・５・・６・・
和也「悪かっ……！！」
雅紀「何やってるの？」
翔鳥「まさくん！」
雅紀「潤くん待ってるんじゃない？いかなくていいの？」
和也「……行きますよ今から」
よかったぁ………
あ、でも、私もいかなきゃ
雅紀「大丈夫？」
翔鳥「うん、大丈夫！ありがとうね？」
雅紀「ううん！ほら、あすかも行かなきゃじゃない?」
翔鳥「うん……」
雅紀「おとはちゃんとまた昔みたく話したいんじゃないの？」
なんで………
雅紀「お風呂の話ししている時、おとはちゃんの話だけしなかったじゃん？だから…さ」
翔鳥「え……？そ…んなこと……」
雅紀「大丈夫だよ！だって、親友だったんでしょ？なんでも話せたんでしょ？
ならさ、もう一回話しかけてみればいいんじゃない？」
翔鳥「もう一回？」
雅紀「そう！最初はギクシャクしちゃっても、思っていることちゃんとぶつければわかってくれると思うよ？」
翔鳥「んー……」
雅紀「それにもしかしたらおとはちゃん、思い出したいかもしれないじゃん？その時の事一番わかってあげれるのはあすかじゃないの？」
翔鳥「……うん」
雅紀「俺だったら昔のことわからないなんて嫌だもん」
翔鳥「………確かに、おとはそういうところある……」
雅紀「アヒャヒャ、じゃあ、潤くんとニノとどうしようか話してこなきゃね？」
翔鳥「うん！行って来る」
ありがとう、まさくん
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作者名：響翔 | 作成日時：2018年4月21日 2時
