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というわけで放課後、吹奏楽部を見学をしにきた。
部員の方々に伝えてもらうように顧問の先生にお願いしたから、
すんなりと音楽室に入れてもらえた
神崎高校吹奏楽部はそこまで強豪というわけではないが
しっかり活動しているので、吹奏楽が好きな子に向いている
…と、部長が話していた。
楽器体験をさせてもらえるとのことで、皆さんが練習されているなか音楽室の隅っこで楽器体験をしていた。
私が前の学校でやっていた楽器を手に取る
吹き口に口をつけ、力強く息を入れるとパーッと明るく大きな音がなる
良かった、鈍ってなかった。
結局私は吹奏楽部に入部することにした。
部活終了時刻まで体験させてもらって、入部届けを提出して、楽器希望書などを書いていたらすっかり暗くなってしまった
暗い廊下を歩き正面玄関に着くと、下駄箱のところに人影が。
なんでこんな時間に…?
近くまで行ってみるとそれは
國友くんだった。
「えっ國友くん?何してるの?」
奏「あっ川崎ー!待ってたよ」
えっなんで私を待ってたの…?
奏「いや結局部活どうすんのか気になってさ。」
そんなの明日はなすのに…!
奏「それに暗いし。夜道女の子1人じゃ危ないからさ」
「わざわざ良いのに〜!」
「よくないって」と笑って前を行く國友くん
わざわざ待っててくれたんだ…優しいなぁ
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作者名:不眠症ヒーローみかん | 作成日時:2020年3月26日 22時