『神の正体は』 ページ23
[主人公side]
幼いわたしが見えなくなった瞬間、またあの眩しい光が私を包んだ。
目を開ければ、目の前に幼いわたしが私を見据えて立っていた。
(今の名前)「あ…」
話しかけようとして歩み寄るが、やはりすり抜けてしまう。
すり抜けた瞬間、私はちょっと安心してしまっていた。
話しかけることが出来たとしても、何を話していいのかわからないから。
(人間の頃の名前)『本当は、もっと愛されたかった』
(今の名前)「！」
わたしの一人言に、思わず振り返った。
そんなこと言った記憶がなかったのと、私はそんなことを思っていたのかと戸惑いを感じた。
(人間の頃の名前)『こんな世界、全て間違ってる。
わたしは、そんな間違った世界からお休みしたんだ。
ただ一度願いが叶うなら。
もしも生まれ変わることが出来たら、今度は愛される子になりたい…』
(今の名前)「……っ」
わたしの元に、一人の神が歩み寄ってきた。
彼が、今回降りてきた神だ。
神『何だ。
俺の嫁はこんな冴えないガキか』
(人間の頃の名前)『………』
彼は白に近い銀の髪をしていて、容姿全てを多い隠すような真っ黒いローブ？を全身に覆い、手には鎌を持っていた。
神『おいガキ。
俺様が誰だかわかるか』
(人間の頃の名前)『神様』
神『そうだ神だ。
ただし、ただの神じゃない。
じゃあ俺は何の神だ？』
(人間の頃の名前)『知らない』
ｽﾞｺｯと彼がずっこけた。
………まるでコントだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幸別愛友 - さらだ油さん» コメントありがとうございます！私も刀剣乱舞と獄都事変のお話が描けて嬉しいです！文章能力皆無のお話ですが、これからも読んで下さいm(_ _)m (2019年7月25日 7時) (
レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
さらだ油(プロフ) - まさかのとうらぶと獄都事変のコラボ！！しかも舞台はブラック本丸ですか！！これは非常に（自分にとっても）美味しいコラボですね！更新頑張ってください！！ (2019年7月24日 21時) (レス) id: 2b3f0fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幸別愛友 | 作成日時：2019年6月20日 23時
