ギックリ腰って辛いのかな？ ページ48
[主人公side]
光忠「その声…(人1)…なの？」
(人1)「うん…うんそうだよ、みっちゃん！
もう、大丈夫。
私が治すから」
あぁ、この調子だと耳も悪くなっているんだ…
これだから人間は嫌いなんだ。
自分が傷つけられるのは嫌なくせに、自分以外は平気で傷つけられる。
本当、なんでもっと他者を考えられないのだろう。
(人1)「みっちゃん。
手を出してくれる？
鶴さん、みっちゃんを支えてて」
鶴丸「ああ。
光坊、左支えるぜ？」
光忠「うん」
鶴さんが左に入って支え、左手を出してくれる。
左手に私の右手をかざし、素早く丁寧に霊力を流す。
みっちゃんは光に包まれ、だんだん怪我が塞がっていく。
右手は正常な向きになり、左足のなくなった部分が形成される。
服までは流石に戻らないらしく、破れたりしている部分から肌が見えている。
うーん、こんなときに思うのはアレだとわかってはいるけど…ガタイいいな。
(人1)「治療完了だよ」
さっきまでとは別人かのようなかっこよさを取り戻したみっちゃんがそこにいた。
うんうん、君はいつものかっこいい君じゃないとね！
光忠「ありがとう(人1)。
僕を直してくれて。
それから…おかえり」
(人1)「治すのは当たり前でしょ。
だって、大事な家族の一人…なんだから。
ただいま、みっちゃん」
みっちゃんは桜を舞わせたあと、抱きついてくれた。
鶴さんや貞ちゃんみたいに強く、じゃなくて優しく抱きついてくれる。
私もみっちゃんの背中に手を回して抱きついた。
ちなみに、鶴さんと貞ちゃんの方をみたら最初は桜を舞わせてたけど顔が嫉妬の顔になってた。
みっちゃんから離れたあと、貞ちゃんに抱きつけばやはり桜を舞わせて抱きつき返してくれた。
次に鶴さんに抱きつけば、これでもかという位の桜を舞わせて強く、優しく抱きつき返してきた。
鶴さんから離れたら、背中から衝突がきた。
しかも衝突が来たとき腰がこう……ｺﾞｷﾘｯて音がした。
大丈夫かな…腰。
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幸別愛友 - いまづきさん» ありがとうございます！正直、面白いかな…？って不安だったんですが…見てくれる皆様に感謝感激です！応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年6月18日 21時) (
レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ 応援してます！ (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸別愛友 | 作成日時：2019年4月22日 1時
