ふざけんなよ!? ページ40
[主人公side]
目の前で、時間塑行軍が散るが如く塵となってその姿を消していく。
それを、瞬きせずに見届ける。
散っていく元仲間を、忘れないように。
脳裏に焼き付けていく。
木舌「お疲れ様、(人1)。
さ、早く狼煙(のろし)をあげよう。
戦争の終わりを告げよう」
(人1)「うん」
この戦争に参加するとき、全員が持たされたこの狼煙。
最大な音付きだから、嫌でも気付く。
(人1)「木舌、耳塞いで」
木舌「もう塞いでるよ〜」
(人1)「違う！
私の耳を塞いでよ！」
木舌「え。
俺の耳死んじゃうんだけど」
(人1)「どうせこのあとお酒飲んで、飲みまくってへべれけになってなりすぎたところで佐疫に殺されるんだからいいんじゃね？」
木舌「ひどいよ!?」
とか言いながら、耳を塞いでくれる。
狼煙をあげたあと、木舌の耳が悪くなっているかなと思ったら、なっていなかった。
こんなこともあろうかと、耳栓を持ってきてたんだって。
ちくせう←
そして、閻魔庁に向かった私達は、新しき閻魔様よりお褒めの言葉を頂いた。
私が大将首を討ったことで、特務室は過大評価され、様々な面で優遇されることになった。
(人1)「それじゃあ肋角さん、私は本丸に戻ります」
肋角「なんだ、もう帰るのか？」
(人1)「はい。
本丸のみんなが心配なんです」
肋角「せめて治療を受けていったらどうだ。
傷はあるだろう」
(人1)「これしきすぐ治りますよ」
そう言って、ゲートを開いて本丸へ繋げた。
足を踏み出し、身体が揺れるのを感じてそのまま待った。
片足が芝について、続いてもう片方も着地する。
(人1)「って、なんで本丸がまた雲ってんだよ!?
今梅雨の時期じゃねぇぞ!?」
大声で思わず突っ込んだ私は悪くないと思う。
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幸別愛友 - いまづきさん» ありがとうございます！正直、面白いかな…？って不安だったんですが…見てくれる皆様に感謝感激です！応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年6月18日 21時) (
レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ 応援してます！ (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸別愛友 | 作成日時：2019年4月22日 1時
