ざまぁ味噌汁 ページ33
[主人公side]
(人1)「獄卒(人1)、只今戻りました」
肋角「おかえり。忙しいのにすまないな」
(人1)「気にしないで下さい。緊急事態なんですから」
久しぶりに館に帰って、執務室の扉を開くと我が上司の肋角さんと同僚達が既に待機していた。
肋角「今から閻魔庁に向かう。
そこで、各部署の者たちと作戦会議を行う」
獄卒「「はい！」」
閻魔庁は、獄都の中でも中心に建っている。建物もデカイからとても目立つ。
そこがメリットでもあるが、デメリットとも言える。
目立ちすぎるが故に、敵の格好の的になりやすい。囲まれれば勝算はないに等しいだろう。
肋角「着いた。中に入るぞ」
重い鉄の扉を開ければ、地獄特有の重々しい空気が流れ込んでくる。
私達獄卒によって捕らえられた亡者の恨みや後悔などの念が漂っているのだ。
災藤「肋角、ここだよ」
肋角「災藤。何も変わりはないか」
災藤「今のところはね。
おかえり(人1)」
(人1)「ただいまです災藤さん。
お久しぶりです」
館で姿が見えないと思ったら、先に来ていたんだ。
佐疫「そういえば、(人1)はまだ新しい閻魔様と会ったことないっけ？」
(人1)「そうだね。どんな方なんだろう？」
斬島「会っておくといい。
俺達が守る相手を知らないと困ることになる」
(人1)「だね。早速会ってくるよ。
ところで…その御方はどこにいる？」
木舌「あそこにいるよ。
ほら、あの上座に座っている方」
(人1)「あの方か。よし、行ってくる」
谷裂「くれぐれも失礼のないようにな。
肋角さんと災藤さんに迷惑がかかるからな！」
(人1)「へーーーーい」
谷裂「その府抜けた返事はなんだ！
たるんでるぞ！」
そんな谷裂の声を遠くに聞きながら、上座に近づいた。
近くでみるとわかるこの御方の実力とオーラに、思わず身震いした。
部下「なんだお前は！
閻魔様に何のようだ！」
戦争前だからピリピリしているというのはわかった。
けど、＜こいつ＞に＜お前＞とか言われたくない腹立つ←
閻魔「いい。大丈夫だ」
部下「しかし、こいつが敵だとしたら」
閻魔「下がれ」
部下「っ……」
あらら、悪いことしちゃったかしら←(微塵たりとも思ってない)
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幸別愛友 - いまづきさん» ありがとうございます！正直、面白いかな…？って不安だったんですが…見てくれる皆様に感謝感激です！応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年6月18日 21時) (
レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ 応援してます！ (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸別愛友 | 作成日時：2019年4月22日 1時
