検索窓
今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:105,164 hit

本当に守るべきもの ページ38

[不動side]

(人1)『いいじゃん、歴史改変しちゃえば』

 俺は、あまりこの審神者のことを知らない。話かけたこともない。駄目刀に話しかけられたところで迷惑だろうからな。よく2代目にも話かけるなと言われた。

 でもこの女は普通にこんな駄目刀に話しかけ、歴史改変したかったらしていいと言った。

 事実、ここ(本能寺の変)に出陣する度に何度も信長様を助けたいと思った。いつも本音を、甘酒と一緒に飲み込んできた。許されるわけがないから。

(人1)「さて、酉の方角にておでましだよ。短刀4、打刀2、太刀2。横隊陣に対して鶴翼陣で攻める」

 審神者を先頭に走り出した。俺は、最後尾を走りながらどうしようか考える。信長様を助けたい。でも、本丸にいる皆は待っててくれている。どうすれば…

へしきり「圧し斬る!」

薬研「柄まで通ったぞ!」

宗三「見え見えなんですよ」

 …楽しそうだなぁ…もし、歴史改変したとしたら、俺はあんな風に刃を振るうことができるのかな…?

(人1)「不動前!」

不動「!!くっ…このやろぉ…どこまでナメてくれるんだ」

 決めた。俺は…

不動「ここでやられちゃ、信長公の沽券にもかかわるか!」

 最後の一体が塵となって消えた。

(人1)「答えがでたみたいね。
さぁ、君の答えは?」

不動「俺は…」









不動「信長様の歴史を守る」

(人1)「そう。ならよし!さぁ、帰ろうか。帰ったら手入れ部屋にぶちこむからな!」




 雲ひとつないオレンジ色の空と比例するように、俺の心も透き通っていた。

ちょっとは反省して下され→←同じ思いがあるから



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 獄都事変 , ブラック本丸   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:幸別愛友 | 作成日時:2019年4月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。