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おかえり。ありがとう… ページ27
[一期一振side]
厚が審神者部屋に向かったと加州殿から聞いて、向かわずにはいられなかった。あの部屋にはろくな思い出がない。だから三日月殿と協力して強力な結界を張ったのに、いつの間にか審神者に破られている。
しかもそこに厚がいると言うのだから、動かずにいられない。
一期「厚!」
部屋に入ったのに、厚の姿は見えなくて。桜の花弁が視界いっぱいに広がった。
花嵐が止み、厚の姿を確認できたことに安心感を抱いた。それと同時に、驚愕した。
折れたはずの薬研が、顕現されたから。
厚「やげ…ん…」
一期「薬研…?薬研なのか…?」
薬研「厚…いち兄…何で…おれっち、折れたはず…」
二人で薬研を抱き締めた。もう二度と失うことがないよう祈りながら。
(人1)「(おかえりなさい。薬研藤四郎…)」
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作者名:幸別愛友 | 作成日時:2019年4月13日 18時