１３話 ページ13
「…俺、追いかける」
十四「ぼっ、ぼくもついて行く！」
「ううん。十四松は家に居て。俺の事運んで、体が疲れてるだろうから」
十四「大丈夫！」
「…十四松、お願い…」
十四「……うん…分かった…」
「…ありがとう」
迷惑掛けてばかりだけど、俺の言う事を聞いてくれる
優しくて良い弟を持ったものだ
玄関でスニーカーを履き、すぐに追いかけた
目星はついている
昔みんなで遊んだ、あの公園
昔トド松が家出した、公園だ
あの日も俺が、原因だった
トド松の気持ち、考えれてなかった
いつも、最終的には自分のためになってしまう
弟たちを頼るのも、長男として恥ずかしいから
そう言うのから逃げて、今まで生きてきた
1人は寂しい、でも、弟たちに頼っている姿は恥ずかしく思う
…そうして、傷つけてしまう
ごめんなさい。でも、本当にありがとう
公園の、ブランコに向かう
2人で漕いだ、あのブランコ
「はぁはぁ…っ……トド、松っ！…はぁっ…」
トド「A…兄さん……」
ちゃんと、寄り添わなきゃ
「…はぁ…はぁ……っふぅ……
トド松、帰ろう。兄ちゃんと、一緒に」
トド「…にぃ、さん…っ！」
「いい子で待っててくれて、ありがとう。…迎えに来たよ」
トド「っ…遅いよぉ…もうっ…！」
「ごめんね…俺、走るの苦手だから…」
トド「ひぐっ…ぅ……ぐ…っ」
「…ゆっくり、歩こっか」
俺は昔よりも成長した末弟の手を握り、歩幅を合わせて歩きだした
『トドまつ、にいちゃんといっしょにかえろう？』
トド『……にぃちゃんがいっしょなら…かえる』
『よしよし、トドまつはいいこだね』
トド『えへへ…ボク、いいこ…っ！』
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1700hit、1800hit、1900hitありがとうございますm(_ _)m
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響来(プロフ) - りおさん» パスワードはこちらの作品を完結させてから解除して、こちらの続きとして公開させていただく予定です。お楽しみに待っていてください。よろしくお願いします<(_ _*)> (2016年7月21日 19時) (
レス) id: 926eb13778 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - パスワードってなんですか？面白いからみたいんです！ (2016年7月21日 19時) (レス) id: 073395f985 (このIDを非表示/違反報告)
喰瀧猫Mix@ウチのあだ名知っとる？フンフンやで(プロフ) - お父さん=面白い人(笑) (2016年7月10日 13時) (レス) id: b9670ee869 (このIDを非表示/違反報告)
優善(プロフ) - 響来さん» いえいえドブがツボですw (2016年6月23日 22時) (レス) id: 976855f4fd (このIDを非表示/違反報告)
響来(プロフ) - 優善さん» 応援ありがとうございます。期待に応えられるよう頑張っていきます！コメントありがとうございました<(_ _*)> (2016年6月23日 21時) (レス) id: 926eb13778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響来 | 作成日時：2016年6月10日 0時
