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うさぎ ページ4

…とりあえず花楽さんに私の席は何処だろうと聞いてみる。

「Aちゃんの席?
別に何処でも良いんだよ!!」

「え」

何処でも…?
じゃあ窓側の席がいいな。

「ありがと…」

「うん!!机は隣の教室から持ってきてね〜!」

花楽さんは、案外いい人だ。
それにしても、
おかしな子がいっぱいいるな。
まあ、自分もそうだけど…。

そんな事を考えながら、
私は机を教室に運んだ。


まだ、聞きたい事があるな…。
どうしよう。

「えっと…花楽さん。」

って、周りにいる人は、
おともだ…ち?
お友達いるんだ…←失礼

「どうしたの?」

緑色のポニーテールをなびかせ、
こっちを向いてくる。

よくよく見ると、綺麗だな。

目は、緑と青が混ざっていて。
髪は、下に行くにつれて、緑が黄色くなっている。

「えっと…授業は…?」

恐る恐るきいてみる。

「あ、授業は基本的に、ありませんよ?」

え、そうなの!?これは嬉しい!!!

じゃなくて誰だ!?

水色の髪が、肩につかないぐらいの所でなびいて
目は吸い込まれそうな赤色。
おまけに長いうさ耳が、頭の上で、ピンと伸びてる。

「誰……」

そうボソッとつぶやくと
耳が動いて

「申し遅れました。
私は、柊 千十星と申しますっ!」

ちとせ??
にっこり笑って頬を桃色にさせ
甘い声で言ってくる。
これが、ロリボ…?
いや、ロリボとカワボの
混じった声のよう。

っていうかキラキラネーム多くね…?

読めないわ。

可愛い→←ねーのかよ



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作者名:はにかん | 作成日時:2018年12月27日 17時

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