俺の家庭教師が生意気な件について【ar×in】

問９ ページ9

伊「じゃあ、目標を決めるぞ」

有「はぁ？目標？」

次の日
また伊野尾と一緒に帰り制服のまま勉強へ


伊「人間は目標があったほうが伸びるの
だから俺が決めた」
有「ってお前が決めたのかよ」
伊「目標は月１の数学小テスト８０点以上」


有「はぁあ！？無理無理！俺２ケタも取ったことねーよ！」


俺の苦手な数学では８０点なんて取ったら赤飯レベル


伊「だから勉強するんだよ
早くやるぞ」

有「えーーー・・・」


伊「返事は？」

有「はいはい」

伊「はいは一回」

有「はい・・・」









有「はぁああああ・・・・疲れたーー・・・」

数学の問題をたくさんやり俺の頭はパンク状態

伊「それじゃあ、休憩、俺がテスト作り終えるまでね」
有「へーい、飲み物飲んでくる」

俺はリビングから麦茶を飲み、自室へ戻る

伊野尾は俺のベッドの上で俺がやるテストを製作中

俺は椅子に座った


有「なぁ・・・伊野尾」

伊「何？」

有「お前って告白された事あんの？」

伊「それ言ってどうなるの？」

有「俺の好奇心が消える」

伊「・・・じゃあお前は目標達成したら教えてやる」

有「えー・・・
じゃあいいかなー、そこまで気になんないし」



グデーと机に伏せながら言う



すると









伊「俺・・・お前のあれにも告白された事あるけど」









バッと顔を上げて伊野尾見ると
ドヤ顔で言ってきた


有「あれって何？！」


伊「それは、目標も達成してから
はいこれやって」


伊野尾は俺の机に手作りのテストを置いた


有「くそっーー！！めちゃくちゃ気になる所で止めやがってーー！！」


俺は頭を抱え、髪をグシャとかいた


伊「知りたかったら８０点以上とれ」


有「やってやるよ！！」






こうなったらやってやる！！





ここでもう俺は伊野尾の作戦にはまっていた

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