問37 ページ36
シャープペンを拾い上げ伊野尾を見上げると
伊野尾は手の甲で口を抑え恥ずかしそうに顔を逸らしていた
有「あー・・・伊野尾?」
伊「・・・なんだよ」
伊野尾はギロッと俺の事を睨むが真っ赤な顔で睨まれてるからあんまり怖くない
というかなんでこいつ顔赤いの?
シャーペンに何かあるの!?
チラッとシャーペンを見るがおかしい所はない
有「伊野尾、顔・・・赤くなかった?」
伊「赤くない」
有「もしかして風邪とか?」
伊「そ、そうちょっと風邪気味だからっ・・・」
有「って大丈夫なのかよ!?」
バッと椅子から立ち上がると伊野尾は焦り始めた
伊「大丈夫、心配しなくていいから」
有「でも少し顔も赤いし
何度ぐらいなんだよ」
俺は右手で自分の前髪を上げ
左手で伊野尾の重い前髪を上げ
自分の額と額に引っ付けた
伊「っ・・・/// 」
有「うーん、やっぱり熱いよお前
さっきより顔赤いし」
伊「お前っ・・・近い!!/// 」
俺の肩をドンッと押し、俺と伊野尾の額は離れた
伊「近すぎるんだよ!/// 」
有「だって心配だから」
伊「お前ほんとバカ!///
嘘だよ、嘘」
有「は!?お前何嘘ついてんだよ!
嘘はドロボーの始まりって知らないのかよ!」
伊「知らね」
有「うわぁ、罰当たり」
俺は回転椅子にまた腰を掛けるとまた伊野尾の顔をジッと見た
伊「・・・何・・・」
有「じゃあどうして赤かったんだよ?」
伊「は?!それは・・・」
有「それは?」
すると伊野尾の顔はみるみると赤くなっていき
きのこヘヤーの隙間から見える耳を真っ赤に染まっていた
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アイ - すっごくドキドキする〜!大好きですっ/// (2017年1月17日 20時) (レス) id: bcbac3bbea (このIDを非表示/違反報告)
むむ?! - この話大好き! (2017年1月9日 0時) (レス) id: 2ec64d5ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか(プロフ) - めっちゃ面白いです!頑張ってくださいー (2017年1月7日 22時) (レス) id: 4a19516db4 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾loveOTO - この話大好きです (2016年12月22日 14時) (レス) id: 9880cfbba0 (このIDを非表示/違反報告)
白米と猫(プロフ) - 続き待ってました!!急展開にドキドキが止まりません!!頑張ってください(*^-^*) (2016年12月22日 12時) (レス) id: f122806c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蟻岡大貴 | 作成日時:2016年1月19日 10時