俺の家庭教師が生意気な件について【ar×in】

問２８ ページ27

図書館に着くと、手を緩んだ隙に伊野尾の手が離れた

有「離すとまたナンパされるぞー」
伊「俺は男だ！！女扱いすんな！///」

伊野尾は結構怒っていたが
顔が真っ赤だからあんまり怖くない

いつもなら怖いのに不思議な気持ちになった

有「ぷはっ、へいへーい、笑」
伊「笑うな！！///」

係員「貴方たち、静かに」

「「すみません・・・」」

心を落ち着かせ、伊野尾の隣で席に座る

伊「はぁ・・・じゃあこの余り紙でやるぞ」
有「おう、笑」





伊野尾との図書館での勉強はあっという間に過ぎて行った



図書館を出ると外は暗くすっかり夜だった


有「うわぁーもう夜だなー」

伊「はぁ・・・じゃあ俺は帰る」

有「送ってやろうか？」

伊「いいに決まってるだろ！！
帰る！」


伊野尾はスタスタと俺の帰る道に歩いて行った


有「じゃあなー！」


俺は伊野尾の背中に手を振ると伊野尾は振り向かず手を振ってくれた







有「くふふっ、あー楽しかったー」








グーッと背筋を伸ばし、俺が伊野尾とは反対の道に歩いて行った

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