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問25 ページ25

有「あ、俺トイレー」

伊「ん」


俺はトイレに行き、用を足す
次は何しようかなー・・・と考えながら出し切り
ズボンのチャックを閉めた


手を洗い、伊野尾が待っている所に急ぐと



伊野尾は知らない男2人に囲まれていた




モ「ねぇー君―可愛いねー、1人?」

モ「女の子が一人ゲーセンなんて危険じゃん
俺たちが一緒にいてあげるよ」


伊「だぁかぁらっ、俺は男だって言ってんだろ!」


モ「いいじゃん、俺可愛い野郎でもいいんだけど」
モ「一緒にクラブでも行こうぜー」

男はグッと伊野尾の細い腕を掴み、引っ張る


伊「離せ!」


今にも連れて行かれそうですぐに伊野尾を助けていく



有「伊野尾!」



相手が掴んでいる反対の手を掴み、動きを止める

モ「あー?なんだよお前」
モ「中学生がこんな事いちゃダメだろ
早く帰れ」

有「俺は18歳だ!!
高校3年生!!」

俺が叫ぶと男たちはクスッと笑った

モ「マジ?幼いなー」
モ「お前も可愛い顔してるし俺たちを遊ぶ?」

有「遊ぶか!!」


俺は伊野尾の手を引っ張り、伊野尾を俺の後ろにやる


有「くらえ!!」


男に投げつけたのは伊野尾からもらった青いハンカチ
ハンカチが当たった男たちは顔に液体がついた

モ「な、なんだよこの液体!?」

有「あ、俺の鼻水、ごめん」

モ「はぁ!?」

有「逃げるぞー!」
伊「うわっ」

伊野尾の手を引っ張り、全力走でゲームセンターを出た
出た後もやみくもに走り、ゆっくりを足を止めた

有「はぁ・・・ここまでなら追ってこないかな・・・」

伊「は“ぁ・・・は”ぁ・・・お前っ、足・・・はぁ、速い・・・」


伊野尾はぜえぜえ言いながら俺を睨んだ


有「ごめんなお前のハンカチ投げちゃって」

伊「あぁ、別にいいよ
はぁ・・・もう俺帰りたい」

有「え!?まだ2時だけど?」

伊「2時でもいいよ、ナンパされるししかも男に
最悪だよ・・・」

繋いでいた手を離し、伊野尾は帰り道を探している


伊野尾との遊び終わっちゃうんだ

なんだからそれが嫌で

俺はパッと思いついた言葉言った





























有「べ!勉強したい!!」






















伊「・・・は?」

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アイ - すっごくドキドキする〜!大好きですっ/// (2017年1月17日 20時) (レス) id: bcbac3bbea (このIDを非表示/違反報告)
むむ?! - この話大好き! (2017年1月9日 0時) (レス) id: 2ec64d5ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか(プロフ) - めっちゃ面白いです!頑張ってくださいー (2017年1月7日 22時) (レス) id: 4a19516db4 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾loveOTO - この話大好きです (2016年12月22日 14時) (レス) id: 9880cfbba0 (このIDを非表示/違反報告)
白米と猫(プロフ) - 続き待ってました!!急展開にドキドキが止まりません!!頑張ってください(*^-^*) (2016年12月22日 12時) (レス) id: f122806c5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蟻岡大貴 | 作成日時:2016年1月19日 10時

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