俺の家庭教師が生意気な件について【ar×in】

問１３ ページ13

伊「おじゃまします」

伊野尾が家庭教師になって２週間になったけど
生意気で俺の事をバカにするよな事ばっかり言ってくるけど

母ちゃんには礼儀正しいしさっきだってちゃんと「おじゃまします」
って言ってるし
勉強だって俺の成績は上がってきた

なんだかんだすごい奴なのかも

伊「おい、早く目標決めるぞ
お前はバカなんだから早く勉強しないとまたバカになる」

やっぱり前言撤回

こいつむかつく






制服のまま勉強机に座り目標を考える



すると



ピーンポーンとチャイムが鳴った



有「はーい」

俺が出ようと椅子から降りる前にガチャンとドアが閉まる音がした

有「って・・・もしかして」

母ちゃんはチャイムなんて鳴らさない
こんな断りもなく入ってるなんてあいつしかいない

山「大ちゃーん」

有「山田ーー、お前勝手に入ってるなよな
母ちゃんがいたらどうするんだよ」

山「一緒に住む、笑」
有「おい、笑」

山田だ、山田とは何回も家で遊んでててまたに
母ちゃんがいない時を狙っていきなり入ってくる時もある

伊「というか、邪魔だから出て行ってくれない
勉強の邪魔だから」

山「あ、ごめん・・・って誰これ？」

有「伊野尾」

山「え！？あの伊野尾くん！！
めちゃくちゃイケメンじゃん！」

伊「・・・。」


有「そうなんだよ、なんか
女の子にモテるのが面倒だから隠してるんだって
もったいねーなー、俺なんて高校に入ってから全然モテないのにー」


伊「お前だからな」


有「おいっ！どういう事だよ！」

山「へー、へー、へー」

山田は伊野尾の周りをグルグルと周り、伊野尾をがっちり見た


山「俺山田涼介・・・って知ってるか」


山田は伊野尾の前に手を差し出した

伊「・・・よろしく」

伊野尾と山田は握手をした

山「よろしく伊野ちゃん」

伊「は？」

山「よくない？伊野ちゃんって」

伊「よくない、ちゃん付けが気持ち悪いからやめろ」

山「そんな事ないよ、伊野ちゃん可愛い顔してるから合ってるって」

伊「うるさい」

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