俺の家庭教師が生意気な件について【ar×in】

問１１ ページ11

今日は部活もなく伊野尾と一緒にまっすぐ家に帰る

またむかつく事を言われると思ったが伊野尾の口からは意外な言葉が出た





伊「惜しかったね」





有「え・・・」


伊「だから惜しかったねって
７９点なんてどうやったとれるんだよ」

有「あー！くっそーー！！悔しいーー！！」


あと１点ってなんだよ！！

先生も１点ぐらいおまけしてくれよーー！！




伊「まぁ・・・いつも一ケタのお前にしてはいいほうじゃん」


有「それ褒めてんの？貶してんの？」


伊「しらね」





家に着くと俺は勉強机に座り、筆記用具を出す





伊「来い」
有「え？」


伊野尾は俺の手を引っ張り、リビングに連れて行かれる


有「何？」
伊「お前ゲーム好きなんだろ、するぞ」
有「は！？」
伊「お前のお母さんが帰ってくるまで３時間あるから
２時間ぐらいゲームしよ」
有「まさかの職務放棄か！？」
伊「なわけないだろ」

伊野尾はテレビの前で胡坐をかいた

伊「ご褒美だよ」
有「ご褒美？」
伊「目標には届かなかったとは言え
１ケタのお前に７９点は上出来なの、だからご褒美」
有「・・・。」

ポカーンとしていると伊野尾が「早く」と急かす

伊「それともゲームしないで勉強する？」
有「げ！ゲームする！！」

俺は伊野尾とゲームをし始めた

コリオカートのゲームをする
うぃん天堂のキャラクターのコリオが車でレースのするゲームだ


伊「あ、ちょっ！あー落ちたー！」

有「お前へただなー！」

伊「俺はゲーム持ってないんだよ
あ、これどうやんの！」

有「それは上のボタンを押すんだよ」

伊「そっか、あー！！ぬいたぬいた！！」

有「あ！くっそ！」


俺は伊野尾のゲームをして騒いだ





山田たちとゲームをするのも楽しいけど




伊野尾とゲームすると変な感じだ





それに






伊「ははっ、なにこいつぅ」






こんな笑顔の伊野尾初めて見た

こいつ笑顔で来たのか←









＿ドキッ









有「！」









まただこの感じ









あいつを見ると胸がまたに騒ぐ









これって・・・いったい・・・









有「・・・あ！！」

伊「あはは、落ちたぁバカだバカだ」

有「うるせー！ナルシスト！！」

伊「黙れ５歳児！」

有「なんだとー！」



伊野尾とのゲーム時間は嘘みたいに早く過ぎて行った

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