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問2 ページ2

母「あら?知り合い?」

有「知り合いも何もクラスメイト・・・母「そうなの!なら勉強しやすいじゃない」
あ、でも」

母「じゃあ大貴、自分の部屋に案内しなさい」

有「は!?俺の部屋!?リビングでいいじゃん!」

母「ダメよ、集中出来ないでしょ、伊野尾先生どうぞあがって下さい」

伊「はい」


有「へ!部屋片づけてくる!!」


ドタドタと廊下を走り、「DAIKI」と書いているネームプレートの部屋に入った



有「もー!母ちゃん早くに言ってよ・・・」


床に散らばっている漫画や脱ぎ散らかしの服をしまい勉強机を整理する

有「ってやば!!」

床の端っこには親友の山田から借りた大人向けの雑誌が数冊ほど

急いで重ね抱え込んだ

有「これどこにしまえば・・・?!」

タンスの裏もダメだし
机の中もダメだし・・・

ベッドの下でいいや!

急いで大人向けの雑誌をベッドの下に入れようとした時



伊「そんなの読んでるから赤点なんて取るんだよ」



ビクッと俺の肩が跳ね、振り向くと伊野尾が立っていた


有「おまっ!いつの間に!///」
伊「これ忘れてるし」



伊野尾は忘れていた大人向けの雑誌を手に持った




伊「ガキ」

有「な!?」

伊「なんか足ばっかだし」

有「それは山田から借りたんだよ!俺のじゃねー!」

伊「早くそのえろ本しまって、椅子に座って」

有「うるせー!」


伊野尾からえろ本を奪い、ベッドの下に隠した


伊「で」
有「は?でってなんだよ」


回転椅子に座ると伊野尾は俺の隣に来た

伊「苦手な教科はあと今回の期末テストは500満点中何点?」

有「苦手な教科は数学、500満点中・・・196、ぐらい」


伊「バカ」

有「は!?」

伊「煩い奴だと思ってたけど煩いバカだったんだね」

有「なんだよお前!さっきから俺の悪口ばっか言いやがって!」

伊「何って・・・先生に決まってるじゃん」

有「俺の予想してた先生と違う!普通眼鏡かけたお姉さんじゃん!」

伊「黙れ思春期」

有「お前もだろっ!」

伊「あぁはいはい、じゃあこれやって」

有「無視するな!」


伊野尾は鞄から紙を三枚出し、俺の机に置いた


伊「一枚5分だから、とりあえず数学と国語と英語やって」

有「なん伊「スタート」〜〜〜・・・」

伊「できたら言って」

伊野尾はベッドに座り本を読み始めた

なんだよあいつ!
伊野尾ってこんなに生意気なのかよ!

イライラしながら俺は問題を解き始めた

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アイ - すっごくドキドキする〜!大好きですっ/// (2017年1月17日 20時) (レス) id: bcbac3bbea (このIDを非表示/違反報告)
むむ?! - この話大好き! (2017年1月9日 0時) (レス) id: 2ec64d5ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか(プロフ) - めっちゃ面白いです!頑張ってくださいー (2017年1月7日 22時) (レス) id: 4a19516db4 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾loveOTO - この話大好きです (2016年12月22日 14時) (レス) id: 9880cfbba0 (このIDを非表示/違反報告)
白米と猫(プロフ) - 続き待ってました!!急展開にドキドキが止まりません!!頑張ってください(*^-^*) (2016年12月22日 12時) (レス) id: f122806c5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蟻岡大貴 | 作成日時:2016年1月19日 10時

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