俺の家庭教師が生意気な件について【ar×in】 (ページ1)

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問１ページ1

母「大貴！！！なんなのこの点数は！！！」

有「いや、そ、それは・・問題文が間違ってんだよ！」

母「なに下らない事言ってるの！今年受験生でしょ！！」

母ちゃんの声は多分マンションの一階まで届いただろう

なぜ俺の母ちゃんが怒っているかと言うと

期末テストがほとんどが赤点だったこと

母「あんたはー、父親に似て元気だけはあるのに・・・」

因みに父ちゃんは冒険家で海外にいる
危険な仕事だけどやっぱりかっこいいって思う

母「それで、お母さん考えました」

バンッと机を叩いた母ちゃん

有「何？」
母「大貴には家庭教師をつけます！」

有「えぇぇぇ！！」

母「もうすぐ先生が来るからね」

有「ま！待ってよ！母ちゃん！俺、家庭教師なんて・・・！部活だって忙しいし」

母「じゃあ聞くけど
部活を辞めて塾に入るのと、部活を続けて家庭教師やるの
どっちがいいかしら？」

有「うっ・・・家庭教師・・・です」

母「ならいいわ！」

母ちゃんはまた勝手に決めてー・・・
俺がこんな点数取ったのも悪いんだけどさ・・・

するとピーンポーンと家のチャイムが鳴った

母「来たわ」

母ちゃんはリビングを出て玄関に向かった

母「いらっしゃい、あらー！かっこいい顔してるわね！大貴ー来なさい」
有「はいはい」

めんどくさいと思いながらリビングを出てドアを見る

そこには母ちゃんと身長は１７０ぐらいと細い体にキノコのような黒髪、そしてタレ目が俺の目に映った

というか

というかというかというかというかというかというか

有「お！お前は！！」

伊「・・・初めまして、教師の伊野尾慧です」

俺の家庭教師はクラスメイトでした