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さてと。
時計を見ると11時過ぎ、そろそろいい時間かな。
リビングを除くと、勉強真面目に頑張ってる2人。えらいなあ。
「お昼何がいい？」
龍「オムライスー！」
「だと思った、龍斗もオムライスでいい？」
作「俺も食べていいの？」
「え？今更遠慮するような仲じゃないでしょ」
作「Aちゃんのごはん久しぶり」
「龍斗最近全然うち来てくれないから」
作「来てほしい？」
「なにその質問(笑)」
まあ来て欲しいか来て欲しくないかで言えば、龍斗が来た方が楽しいから来てほしいけども。
龍我に頼まれすぎて、オムライスが得意料理と化してきたな、って思いながら冷蔵庫を開けると。あれ。
「龍我ー、ケチャップ上にかける分ないかも」
龍「え」
「チキンライスくらいは作れると思うけど」
龍「えー、上にかけるのはケチャップじゃないとやだー、」
「だよねえ、買ってくるからちょっと待っててもらっていい？」
龍「え、俺行くよ」
「いいよー、勉強してな」
龍「ほんとに？ありがと！」
「じゃあいってきまーす」
龍我のニコーって笑った顔、何度見てもかわいくて毎回かわいいな。かわいいしかわいい。
かわいすぎて恐ろしい、なんて思いながら財布を片手に家を出ようとしたら、パタパタ足音がして龍斗がきた。
「あれ、どしたの」
作「俺も行く」
「え？なんで？」
作「息抜き？」
「龍我は？置いてきていいの？」
作「あー、うん、課題まだあるみたい」
龍斗は課題終わったのか。昔から要領いいもんな。
買い物なんかが息抜きになるのかなあ、って思ったけど
まあ、龍斗が行きたがってるんだからいっか。
作「…Aちゃんさ」
「ん？」
作「今日、ほんとに出かけなくて大丈夫だった？」
「龍斗がいてほしいって言ったのに(笑)」
作「ほんとは予定あったりしなかったかなって今更ちょっと不安になって」
「大丈夫だよー、何も予定なかったし」
作「そっか、ならいいんだけど」
外はだいぶ涼しくて、半袖で出てきたの失敗だったな、ちょっと寒いくらい。
作「寒い？」
「んー、ちょっと？急に涼しくなったよね」
作「これ着る？」
「え、いいよ龍斗が風邪ひいちゃう」
作「俺そんな寒くないし、女の子は身体冷やしちゃだめでしょ」
龍斗が貸してくれたシャツは、当たり前だけどうちと違う柔軟剤の匂いがして
なんか、変な感じ。
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なぴたん(プロフ) - キュンをありがとうございます。 (2020年10月25日 21時) (
レス) id: e52c01cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきん☆(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きなやつです。続きが気になって、キュンキュンしちゃいます。楽しみにしています。 (2020年10月1日 19時) (レス) id: 1f3a1e88fd (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - とても面白いです！続きが気になってるので早く公開されないかな〜ってうずうずしてます！低評価する人はゆゆ様の文才に嫉妬してるんですよ！私はもちろん一番右を推させていただきました！これからも頑張ってください！作ちゃん、おめでとう！ですね！ (2020年9月30日 16時) (レス) id: aef40a82b9 (このIDを非表示/違反報告)
みなこ(プロフ) - ゆゆさんの小説、すごく好きなので朝から幸せです！ (2020年9月30日 8時) (レス) id: 4ba1728e1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2020年9月30日 4時
